Showtimeの新シリーズ。公式サイトで第1話が視聴可能だよ。

ドキッとするような題名だが内容は決して卑猥なものではなく、50年代から90年代にかけて性科学の研究を行ったウィリアム・H・マスターズとヴァージニア・ジョンソンを主人公にした話になっている。産婦人科医であったマスターズは男女における性的興奮などに興味を持ち、勤務する病院が難色を示すのにも構わず独自に研究行為を行っていく。その彼に秘書として雇われたジョンソンは彼の有能な助手として働き、やがてパートーナーとなるのだが…というようなプロット。

当然ながら男女の裸もたくさん出てくるのですが、電極をいろいろ付けられて科学者の前で行為に及んでたりするのを見るとなんか萎えますね。カメラをつけて女性の内部を調べよう、なんてことを大真面目にやってるのは結構笑えたりする。テーマ的にはどうしても「愛についてのキンゼイ・レポート」に似ていて、マスターズが美人の妻を持ちながらも性には完全に素人で、そのため性を科学的に研究しようと思い立つあたりも「キンゼイ」に似ているかな。一方でジョンソンは性的に奔放で、その経験をもってマスターズを助けていたりする。

マスターズを演じるのがマイケル・シーンで、ジョンソンを演じるのがリジー・キャプラン。マイケル・シーンの演技を毎週観れるというのは、結構特筆すべきことなのでは。他にもボー・ブリッジスやマーゴ・マーティンデールなどが出演していた。

マスターズとジョンソンが実生活で結婚する(後に離婚)することを考えると、病院での研究だけでなく私生活のほうでもドロドロとしたドラマが描かれていくのかな。また彼らの研究は当時でも現在でも大きな議論を呼んだもので(同性愛者の「矯正」なども試みたらしい)、大きなタブーをきちんと扱っているのには好感が持てるのですが、時代的には60年代の活動が中心になるのかな?ウーマンリブや公民権運動などが絡んでくることも示唆されてます。

「AVクラブ」では今年の新シリーズのうちでも最良のもの、というような褒め方がされていたけど、個人的にはこれって「キンゼイ」でやってなくね?という感想でした。でも「マッドメン」みたいに高い評価を受ける作品になる可能性は高いかもしれない。

Trackback

no comment untill now

Add your comment now