原宿でやってるヤン&エヴァ・シュヴァンクマイエルの展覧会を観に行く。シュヴァンクマイエルといえば「不気味なストップモーションアニメ」の作家としてのイメージが強いけど、意外にも今回はコラージュやペイント画といった二次元アートが中心のものだった。

展示品は比較的近年の作品が多く、触覚をテーマにしたものや「不思議の国のアリス」をテーマにしたもの、さらには江戸川乱歩の「人間椅子」にインスパイアされた一連の作品などが揃い、老いても相変わらず積極的に作品を作り出していることがよく分かる。個人的には最初に展示されてた、博物図鑑のイラストをコラージュしてつくった不気味な架空の動物群がよかったかな、荒俣宏と大伴昌司とボルヘスあたりをかけあわせた感じで。コラージュのセンスが独創的というか、そもそもどういう発想力をもってしたらあんな作品を生むことが出来るのかと非常に感心。ただし奥さんのエヴァによる一連の絵画はなんとなくシロウトっぽいような感じがしてあまり好きになれなかった。しかしああいった不気味な作品をセコセコと何十年も作り続けている夫婦ってのは凄いよな。仕事をしてないときとかは普通の生活を送ってるんだろうか。

というわけで非常に面白い展覧会だったけど、やはりシュヴァンクマイエルは動画作品のほうがいいなあ。

Trackback

no comment untill now

Add your comment now