「ALIENS IN AMERICA」鑑賞

THE CWの新作シットコム「ALIENS IN AMERICA」をiTunesストア経由で鑑賞。SFっぽい題名だが、ここでいう「ALIEN」とは外国人のこと。ウィスコンシンに住むいじめられっ子のジャスティンの家庭に、交換留学生としてムスリムのパキスタン人であるラジャが住むことになり、ジャスティンは学校でさらに居心地の悪い立場におかれるものの、すぐに2人のあいだには友情が芽生えて…といった設定の作品。ラジャを見てうろたえる周囲の人々の姿がなかなか笑える。全体的な雰囲気は「マルコム・イン・ザ・ミドル」に似てるかな。ジャスティンのナレーションが多すぎる気がするけど。

まあ「政治的に正しい」内容を保ちつつも、どこまでエッジの効いたコメディにできるかが今後の課題だな。本国の掲示板とかではムスリムの描写よりもウィスコンシンの描写のほうが論議になっているみたいですが。こういうテーマの作品には頑張って欲しい反面、21世紀になってもまだ「異なる文化のズレ」で笑いがとれるってのはなんか悲しい気もするのです。

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