「インターステラー」鑑賞

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封切りしたばかりなのでネタバレにならぬよう感想をざっと:

・アンチの声は気にするな。あれだけハードなSFをきちんとブロックバスター映画に仕上げたノーランの手腕は評価されるべき。

・とはいえ科学や物理に疎い俺でも「あれ?」と思うようなプロットの穴がワームホールのようにぽっかり開いているわけですが、細けえことはいいんだよ!

・ただしこの話って「2001年宇宙の旅」でやったことだよね?と思ったことも事実で、キューブリックがクラシック音楽とアシッドトリップ(みたいなもの)で抽象的に描いていたものを、下世話にオルガンをガンガン鳴らしてやり直した、と思われても仕方あるまい。

・マン博士って名前から勝手に中国系かと思ってたら、あの人が頭脳明晰な科学者でしたかそうでしたか。

・一家のうち父親だけがテキサス訛りで話すってことありえるのかな?子供たちも影響受けたりしない?

繰り返すが「ダークナイト(特にライジング)」同様にツッコミを入れようと思えばいくらでも入れられるのだが、安直な大作でなく考えさせられる映画を作って客を集めてるクリストファー・ノーランはちゃんと評価されるべきであろう。一見の価値は或る作品ですよ。

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