「SUPERMAN DOOMSDAY」鑑賞

観たぞ。キャラクターデザインと声優がアレだったので、ダメかと思って観てたら結構面白かった。以前にも書いたように「スーパーマンの死」のストーリーラインはドゥームズデイとの戦いよりもその後の復活劇のほうが面白いわけだが、このアニメ版でも「SUPERMAN DOOMSDAY」と名乗っておきながら実はドゥームズディが刺身のツマのような扱いであり、その後の展開に重点を置いているところが製作陣よく分かってらっしゃる、といった感じ。PG13で内容が暗めになっているのは賛否両論あるだろうが、テレビシリーズ版との差別化という意味では成功してるかと。

不満としては冒頭にも挙げたように、スーパーマンの顔のデザインがなんかヤダ。アメリカでもいろいろ文句言われてるけど、あの頬の線は余計だよな。ヤンキースの松井みたいだ。あとルーサーも「ジャスティス・リーグ」のほうが良かったかと。声優はロイス役のアン・ヘッシュがキャラクターにあまり合ってない。日本の才能なきタレントと違ってハリウッドの役者が吹替をやることにそんなに異議はありませんが、アン・ヘッシュってのは微妙だな。あとペリー・ホワイトがなんかイヤな編集長になってるのが違和感ありまくり。原作だともっと信頼されてる親父ってキャラじゃん。

とまあ不満はあるものの、マーヴェルのオリジナルムービーに比べれば10倍くらいは優れた出来。そして次回作はいよいよ「NEW FRONTIER」でございますよ。DVDについてる予告編を見る限りではかなり良さそうな出来。期待してまっせ。

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