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「エージェント・オブ・シールド」に続く、マーベル・コミックスのTVシリーズ第二弾な。

『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』のスピンオフ的な番組で、主人公はあの映画でヒロイン役だったペギー・カーター。キャプテン・アメリカが海の藻くずと消え、戦争が終わったあと、彼女はシールドの前身組織であるSSR(Strategic Scientific Reserve)のエージェントとして働くのだが、まだ女性の社会進出が珍しかった時代において男性の同僚たちには相手にされない状況であった。そんななか、ハワード・スタークが開発していた秘密兵器が闇市場に流出したという情報が入り、カーターは同僚たちを差し置いて単独で調査をはじめるのだが、謎の組織による陰謀が彼女を待ち受けていた…というような展開。

カーターを演じるのは劇場版と同じくヘイリー・アトウェル。ハワード・スタークも引き続きドミニク・クーパーが演じているけどすぐに海外に去ってしまうのでレギュラー出演はしないみたい。代わりにスターク家の執事であるエドウィン・ジャービスが彼女の補佐につき、いい感じの凸凹コンビを構成している。あとは「アイアンマン2」で言及されてたアントン・ヴァンコが登場したりと、マーベル映画とのつながりがいろいろ出てくるようだ。映画とTVシリーズを連結させたユニバースっていずれ整合性が破綻すると個人的には考えてるのだけど、これは1940年代が舞台ということもあり比較的自由に話が進められるんじゃないかな?ジャービスとアイアンマンのJARVISの関係とか、シールド創設の話とかがいずれ語られるのかも。あと「ウインターソルジャー」だとカーターは結婚したことになってたんだっけ?まあ海に沈んだ童貞男のために操を守り続けるわけにもいかないだろうから、ロマンスなども描かれるのでしょう。

気になるのはSSRの他のエージェントたちで、一人を除いて皆がカーターを露骨に差別し、お茶汲み係程度にした扱ってない始末。そんな彼らを尻目にカーターがさっさと事件を解決してくさまは見てて楽しいんだが、他のエージェントたちは無能すぎるんじゃないの。しかも政府の組織なのにあまり給料が良くないのか、カーターは一人暮らしせずにルームメイトと同居してるのだが、仕事の内容が内容だけに悪党が家までやってきてルームメイトが殺されてしまうという展開。エージェントに安全な家くらい与えろよ。ハイドラに乗っ取られたシールドの脇の甘さはSSRの時代から続いていたのだな。

40年代のアメリカのセットもよく出来てるし(グリーンスクリーンだけどね)、女性が活躍するライトな冒険活劇としては十分に楽しめる内容かと。第1話では『ザ・ファースト・アベンジャー』の映像がずいぶん使い回されてたが、キャップの知名度に頼らなくてもすぐに独自の人気を集めるようになるんじゃないかな。

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