「Moonbeam City」鑑賞

Moonbeam City, Season 1
コメディ・セントラルの新作アニメーション。

舞台となるのは題名ずばりのムーンビーム・シティ。すべてがゴージャスで美女だらけの優雅な街だが、その裏では麻薬が蔓延し、犯罪が多発していた。そんなななかでムーンビーム・シティ市警の刑事ダズル・ノヴァクたちは悪と戦うために奮闘するのだった…というような設定。

パステルカラーのレーザーがきらめき、シンセサイザーがガンガン鳴り響くさまは「マイアミ・バイス」のパスティーシュであり、アートはそのまんまパトリック・ナゲル(デュラン・デュランの「リオ」のジャケット画の人な)スタイルを踏襲しているのですが、全体的にはこれFXの「ARCHER」のパクリじゃん!口だけ達者で女好きだけど才能はまったくない主人公だとか、口うるさい女上司とか、現場での活動に憧れるデスク係の女の子とか、あちらの番組で出てきたキャラクターをまんまなぞっている感じ。まだ放送前なのでレビューとかはあがってないけれど、あちらのメディアでもこの類似性は絶対叩かれるだろうな。

声優にはロブ・ロウやエリザベス・バンクス、ケイト・マーラ、ウィル・フォルテといった有名どころが起用されているが、ロブ・ロウって今年だけで3つくらい新番組に出てないか?なんでそんな働くんだ?また裁判にでも巻き込まれてるのか?しかし「ARCHER」がジョン・H・ベンジャミンによる絶妙なセリフ廻しを誇るのに対し、こちらはロブ・ロウがカッコつけて話してるだけなのであまり面白くはない。

コメディ・セントラルって最近は「Key & Peele」とか「Inside Amy Schumer」とか強力な番組を揃えてる印象があるのですが、これはあまり長続きしないかも。

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