into-the-badlands
AMCの新シリーズ。クリエーターは「ヤング・スーパーマン」の人たち。

舞台は大戦争のあとの世界における、バッドランズという名の地域。世の中の秩序は乱れ、権力を握ったバロンと呼ばれる豪族たちが屈強な部下たちを従え、お互いに覇権を争っていた。バロンの一人であるクインの腹心の部下で、武術の達人であるサニーはクインの土地の住民が虐殺された現場に遭遇し、唯一逃げ延びた少年をゴロツキたちから助け出す。実はその少年には神秘的な力が備わっており、別のバロンが彼を狙っていたのだ。さらに少年がバッドランズの外にあるという伝説の土地の遺品を持っていることを知ったサニーは、少年とともにバッドランズを出ようとするが…というあらすじ、のはず。

第1話の展開が遅いので、クインの土地での話が続くのか、それともロードムービー的な展開になるのかが分かりにくいんだよな。ウィキペディアにはストーリーは『西遊記』をベースにしてあると書いてあるけど、あまり類似点はない感じ。

主人公のサニーは剣術とマーシャルアーツの達人という設定で、いわゆるクンフーアクションが推しの内容になっている。格闘シーンにおいてCGは(たぶん)控えめで、ワイヤーアクションと生身のスタントがメインになっているものの、カット割りが多いのでアクションの爽快感が削がれてしまっているのが残念。TVシリーズとしてはかなり頑張っているほうだと思うけど、ジャッキー・チェンなどのレベルを期待してはいけないよ。

主演は中国系アメリカ人のダニエル・ウー(呉彦祖)。ここ2年ほどのあいだにアジア系(およびインド系)の役者がTVシリーズの主役を演じるケースが増えてきておりまして、「FRESH OFF THE BOAT」のようなコメディだけでなく、こういったシリアスなドラマの主人公をアジア人が務めるようになったというのは良いことなんじゃないですか。

第1話を見た限りではすごく面白いという出来ではないんだけど、今後アジア人の役者がさらに台頭するためにも、ちょっと健闘を期待したい作品。

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