「Canterbury’s Law」鑑賞

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フォックスの新作ドラマ「Canterbury’s Law」のパイロットをiTunesストア経由で鑑賞。「ER」のキャロル・ハサウェイ役でおなじみのジュリアナ・マルグリーズが主演の法廷ドラマで、パイロット版の監督はマイク・フィギス。エイダン・クインがゲスト出演してた。

主人公のエリザベス・カンタベリーはプロビデンスの敏腕弁護士。彼女は罪を犯していないのに逮捕された被告人たちを救うため、時には法を破りかねない手法をとってまで彼らの弁護にあたるのだった…というのが話の大まかな設定。まあ普通の法廷ドラマといった感じ。アメリカの裁判制度って法律事務所の利権とかが絡んできて複雑になりすぎて、どうも個人的に興味のある分野ではないんだよな。デビッド・E・ケリーはそこらへんをうまくエンターテイメント化して表現することに長けていたけど、この「Canterbury’s Law」は全体的にトーンが暗くてあまり楽しめない。

「ER」のキャロルは不器用ながらも人生の試練に立ち向かっていくさまが共感を持てたが、今回のエリザベスは仏頂面で無愛想なのがどうも興ざめ。マルグリーズって顔つきが恐いので(失礼!)もっと愛嬌のある約のほうが似合うと思うんだけど。あと過去にエリザベスの子どもが失踪したという設定もあって、これがさらに話を重いものにしている。

あまり観てて楽しくない作品。長続きはしないでしょう。

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