「HIDDEN」鑑賞

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「ヒドゥン」ではないよ。今をときめく「ストレンジャー・シングス」(俺は未見)のザ・ダファー・ブラザーズによるサスペンス。

舞台は何らかの出来事によって壊滅的な被害を受けた町。被害を受ける前に地下シェルターに逃げ込んだ少女ゾーイとその両親は、地上にいる「何者か」から隠れ、身を潜めて300日が経とうとしていた。しかしシェルターで事故があったことから、彼女たちの存在が「何者か」に明らかになってしまい…というあらすじ。

貧者の「10 クローバーフィールド・レーン」、と言ったら失礼でしょうか。でもプロットはよく似てるな。あちらはシェルターの中の人間たちが疑心暗鬼になるサスペンスが話の中心だったけど、こちらは家族が団結してるので一家の黙々としたサバイバルが話の要になっている。そのせいか話の展開が遅くて、ネズミ退治にも時間をかけている次第。画面もやたら暗くて、「レーン」に比べると地味な印象は否めない。

ゾーイたちがシェルターに入るまでの出来事はフラッシュバックで徐々に語られていって、終盤に意外な事実が明かされるのだが、そういう意味では主人公たちは「信用できない語り手」になるのかな。それなりに面白い展開だったと思うけど、見る人によって評価が分かれるかもしれない。

一家の父親と母親とゾーイを演じるのは、それぞれアレクサンダー・スカルスガルドとアンドレア・ライズボローとエミリー・アリン・リンド。基本的にこの3人しか登場しません。

ストーリーの発想とかは悪くないと思うものの、90分弱の時間ながらも冗長に感じられるので、もうちょっとヒネリを加えても良かったんじゃないだろうか。「トワイライト・ゾーン」のような1時間ドラマのプロットだったらちょうど良かったのかも。とはいえ悪い映画ではないので、レンタルとかで観るにはいいんじゃないでしょうか。

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