「THE DRESDEN FILES」鑑賞

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アメリカはSci-fiチャンネルのオリジナルシリーズ「THE DRESDEN FILES」のパイロットをiTunesストアから落として観る。プロデューサーは「スタートレック:ディープ・スペース・ナイン」のロバート・ヒューイット・ウルフ。「4400」のアイラ・スティーブン・ベアーや「ギャラクティカ」のロナルド・D・ムーア同様に、元「DS9」のスタッフが業界で頑張っているのは嬉しいこってす。あとニコラス・ケイジもプロデューサーに名を連ねている。撮影はトロントでやってるらしい。 これはジム・ブッチャーなる作家の人気シリーズを原作にした作品で、主人公はシカゴに住む魔法使い兼私立探偵のハリー・ドレスデン(ポール・ブラックソーン)。母方から魔法の力を授かった彼は、骸骨に棲む精霊のボブの助けを借りながら、超常現象にまつわる事件を解決していくのだった…というのが主なプロット。

全体的な雰囲気とか怪物の描写なんかは、かなり「バフィ」や「エンジェル」に似ている。この2作品に「Xファイル」を足して3で割ったような作品かな。つまり内容はありきたりなものになっていて、あまり斬新さが感じられない。うーん。主人公が私立探偵でありながら、あんまり機知を働かせるような場面もなくて、怪物とかに結構いいようにされてしまっている展開が多いのが残念。あといろんな人物とか組織の名前が言及されるんだけど、原作を知らない者にとっては理解しづらい点があるのも確か。

Sci-fiチャンネルのオリジナル作品としては「ギャラクティカ」に遠く及ばない出来といった感じ。アメリカの批評でもあんまりいい評判は得てないみたいだ。いちおう11エピソード分の製作が決まってるらしいけど、パイロットから判断する限りではイマイチな感じが否めない。

つうかSci-fiチャンネルは早く「ギャラクティカ」のシーズン4製作を決定せんかい!

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