「DOLLHOUSE」鑑賞

「バフィー」や「ファイヤーフライ」などでカルト的人気を誇るジョス・ウィードンの新作ドラマ。主演は「バフィー」や「トゥルー・コーリング」のイライザ・ドゥシュク。「ギャラクティカ」のターモー・ペニケットも出てるぞ。

話の舞台となるのはドールハウスという非合法の組織。そこでは何らかの理由でやってきた若き男女が人格を消去され、代わりに必要に応じて新たな人格を植え付けられた特殊エージェント(「アクティブ」と呼ばれる)として、与えられた仕事をこなしていくというのが大まかなプロット。デートクラブみたいな仕事もさせられる一方で、誘拐事件の交渉人とか突撃部隊の一員とか、いろいろ高度な専門知識を要する仕事も任せられるらしい。でも肝心なところで記憶のフラッシュバックが起きて任務に失敗したりしてますが。

きれいなおねーちゃんに好きな人格を付けられて、それに合わせたコスプレが毎回楽しめるなんてオタクが泣いて喜びそうな設定ですが、内容はいたって真面目で重々しい。特に第1話は幼児の誘拐/虐待をテーマにしてることもあり観ててけっこうしんどかった。「バフィー」なんかはもっと小気味の良いセリフがあったりしたんだけどな。

本来ならばもっと早く放送されるはずが、右往左往してやっと公開された作品ということもあり、よほどの視聴率を稼がないと存続は厳しいかも。ウィードンには熱烈なファン層がいるとはいえ、「ファイヤーフライ」もあっという間に打ち切られたしね。

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