「STUDIO 60 ON THE SUNSET STRIP」鑑賞

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アメリカでは秋のドラマシーズンが始まって新作が目白押しなのですが、いちいちチェックしてる気力も時間もないので、とりあえず「HOUSE」と「ギャラクティカ」があればいーやー、という気分なのです。そういえば「TORCHWOOD」もイギリスでそろそろ始まるんだっけ。

でも「ザ・ホワイトハウス」(俺この邦題嫌いだ)こと「WEST WING」のクリエーター、アーロン・ソーキンが手がけた新作ドラマ「STUDIO 60 ON THE SUNSET STRIP」がやけに評判いいのでパイロットをとりあえず鑑賞してみる。「WEST WING」が政界の裏側を扱った作品だったのに対しこちらはアメリカのテレビ業界を取り上げていて、「サタデー・ナイト・ライブ」まがいの老舗コメディ番組「STUDIO 60」の製作現場を舞台に、テレビ業界の裏側を風刺するような内容になっている。老練プロデューサ−がキレて、最近のテレビについて生放送のカメラの前で文句をブチまける冒頭のシーンなんかはシドニー・ルメットの「ネットワーク」そのまま。

4年ぶりに現場に復帰して番組を立て直そうとするプロデューサーと作家として、「WEST WING」のブラッドリー・ウィットフォードと「フレンズ」のマシュー・ペリーがそれぞれ主演。でも個人的にはそんなのどうでもよくて、むしろ脇役にD・L・ヒューリーとかネイト・コードリーといった人たちがいるのがツボ。蛸博士の妻ことドナ・マーフィーがなぜかほんのチョイ役で出てた。

「WEST WING」の特徴だった怒濤のごときセリフ量と、凝ったセット内を動き回るカメラのスタイルは健在。かなり集中して見ないと話についていけないので、観てて疲れるところもいっしょ。あの番組がアメリカの政治システムについてそれなりの知識がないと理解しにくいところがあったのと同様に、「STUDIO 60」もアメリカのテレビ業界についてある程度のことを知っとかないと(「700クラブ」とか)、分かりにくい部分が多々あるかも。

第3の主役として放送局の新人社長を演じるアマンダ・ピートに知性のカケラも感じられないのが致命的な欠点だが、手堅い作りで見応えのある作品ではあるので、今後もしばらくチェックしてみようかな。

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