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数ヶ月前に「ウィッカーマン」とか「オーメン」とかのリメイクって別にやる意味ないじゃん、とかいったことを書いたけど、案の定どちらの作品も酷評されて何の話題にもならないまま姿を消していったようだ。ホラー映画ってストーリーとかキャラクターを流用しやすいからリメイクが頻発するんじゃないかと思うけど、とりあえずこういう失敗作が続いたことで映画会社もちょっとはリメイクに二の足を踏むようになるんじゃないかと勝手に思ってたら、いまアメリカでは「呪怨」の7番目くらいのリメイクと、「悪魔のいけにえ」のこれまた5番目くらいのリメイク(いちおう「前編」らしいけど)が公開されてるそうな。最近は週に一本にペースでこんな作品が公開されてるような気がする。もうホラーのリメイクやめようよぉ。

んでこの「呪怨」のリメイク「THE GRUDGE 2」はありとあらゆる方面から酷評されているわけで、こいつもまた失敗作になるんじゃないかと思ってたら、何とスコセッシの「THE DEPARTED」を差しおいて興行成績1位になってしまった。いったい誰が観に行ってんだ?「アメリカの映画観衆の知性を過小評価することはできない」とそのむかし「オニオン」に書かれてたけどまさしくそんな感じか。でも他に観るものたくさんあるだろうに。

俺も前に理由あって「呪怨」の劇場版を観たことあるけど、前半はそれなりに怖いものの、後半になると悪霊があまりにも理不尽な強さを持ってることと登場人物の薄っぺらさが目立ってかなりダメダメだったなあ。清水崇監督って何本おなじコンセプトで映画をとり続けるんだろう?オリジナルのホラー作品だって駄作はたくさんあるけど、映画会社が安易なリメイクで目先の金を追うよりは、もうちょっと独創性のありそうな作品に投資してもいいと思うんだけどね。でもスコセッシの最近の最高傑作だと評されている「THE DEPARTED」もよくよく考えてみればリメイクなわけで、要するにリメイクであろうとなかろうと、出来がよければすべてよしってことなんだろうか。

ちなみにスコセッシはハリウッドを離れて小さな作品に取りかかりたいらしく、遠藤周作の「沈黙」を映画化したいんだとか。日本人監督がハリウッド化していく一方で、ハリウッドの監督が日本の映画を撮りたがるってのは何か皮肉だね。

あと動物もののCGアニメもいいかげんやめい!今年だけで何本公開されてんだよ!

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