「Alive in Joburg」鑑賞


今週末にアメリカで公開されるSF映画「District 9」のニール・ブロムカンプ監督による、同作品の原型となった短編映画。南アフリカにエイリアンの居住区が作られ、周りの住民と一発触発の雰囲気になって…という設定は「District 9」とほぼ同じらしい。冒頭のバイオ・スーツ対警官の場面を観ると、ピーター・ジャクソンがなぜブロムカンプに「HALO」の劇場版を監督させたかったのかが分かるような気がする。

「District 9」はずいぶん前評判が良いみたいで、ブロムカンプにも注目が集まっているらしい。ネット上にあった彼の作品をいくつか観てみたけど、すごいですねこの人。「Tetra Vaal」なんかを観る限りでは日本のアニメにも影響を受けてそうだけど、既に独自のスタイルを確立しているというか何というか。「Yellow」なんかの出来には圧倒させられる。疑似ドキュメンタリーのスタイルばかりを使っているようで、「Tempbot」ではコメディーっぽい要素を取り入れていたりと、なかなか幅広い演出ができるみたい。今後の活躍が期待できる監督の1人だろう。

で、肝心の「District 9」はいつ日本で公開されるんだろう。

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