マッカーシズム再来!

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ダーウィン・クックやマイク・オールレッドといった業界のトップ・アーティストに毎号1人ずつスポットライトをあてるDCコミックスのアンソロジー誌「SOLO」の第12号は、あのブレンダン・マッカーシー大先生が主役なのであります。インド絵画に強い影響を受けた「SKIN」や「ROGAN GOSH」といった激烈なサイケデリック・アートで名高い彼は、ここ15年ほどハリウッドという辺土に住まわれていたのですが(日本でもちょっと放送した傑作CGアニメ「REBOOT」のキャラクターデザインは彼だ)、このたび満を持してコミックス界に再来されたのでございます。

そしてそのアートは以前にも増して実に素晴らしい。そのコンセプト、そのデザイン、その色使い、どれをとってもそんじょそこらの自称”前衛アーティスト”どもを絶望の底に突き落とすくらいの見事さ。マッカーシー大先生、「マッド・マックス4」の映画化の話はいい加減あきらめて、コミックスに戻ってきてくださいよ。ちなみにこのインタビューによると、彼はイギリスのアーティストを中心にした月刊誌を作りたいそうだ。実現されたらいいなあ。

なお「SOLO」は販売数低迷により、残念ながらこれが最終号。本来ならブライアン・ボーランドやブルース・ティム、デイブ・ギボンズといったアーティストの号が予定されていただけに、こんな良質のタイトルが売れない業界というのは本当にヤバいと思ってしまうのです。

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