「MERCY」鑑賞

今年やけに多く登場している「タフな看護婦」ものの1つ。イラク帰りの美人看護婦ヴェロニカは従軍時の後遺症に悩まされながらもニュージャージーのマーシー病院に勤務し、同僚のソニアや新米のクロエといった看護婦たちと一緒に、職場や私生活で様々な問題に遭遇しつつも患者たちの面倒を見ていくのでした…というような内容。

主役を演じるテイラー・シリングはほぼ新人らしいけど、脇をジェームズ・ルグロスとかデルロイ・リンドといったベテラン俳優で固めている。ヴェロニカの母親役はジェインウェイ船長ことケイト・マルグルーが演じているぞ。

主役の看護婦たちはみんな男勝りのプロで、上司である医者たちに意見をずけずけ言うことも辞さない一方、自分たちに迫ってくる男たちには意外と弱くてヴェロニカなんぞは夫が一応いるものの、イラクで一緒だった医者と不倫関係になってたりもする。こういうのってオヤジ好みの設定だよなあ。

というか主役にモデル並みの美人たちを持ってきた時点でエクスプロイテーション的な意向があるのは明らかなんだから、変にシリアスな内容にしたりせず、「チャーリーズ・エンジェル」みたいなアクションものにしたり、ロジャー・コーマン先生の看護婦ものみたいにお色気路線を狙ったほうがヒットすると思うんですがどうでしょうNBCさん。

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