フォックスでいつの間にか始まっていた新作ドラマ。輪廻転生について扱った本をベースにしたもので、前世の記憶が甦って困っている人たちを、転生に詳しい女性心理学者が助け、前世で彼らの身に何があったのかを解明していくというような内容の作品。

たとえば第1話では十数年前に女の子が誘拐されて殺され、その次の月に誕生した男の子が彼女の生まれ変わりであることが明らかにされて、彼女の殺人犯が逮捕されるわけだが、これが100年前の人の生まれ変わりだったらどうするのかとか、遠い国の人が転生してたらどうよとか、前世の記憶という証拠で逮捕状がとれて、おまけに機動隊まで導入できるのかというツッコミどころが満載。いくらフィクションとはいえ、ここまで信憑性がないと観てて疲れてしまう。俺は「ミディアム」とか「ゴースト」とかって観たことないんだけど、あれらも似たようなものなんですかね。

主人公の心理学者ははっきりいってブス。「フリンジ」もそうだけど、なんでこういうブスを主役にもってくるんだろう。その彼女の相棒を元警官の男性が務めるんだけど、「俺はむかし妻と一緒に海へ行って、彼女に飛び込みを勧めたら首の骨を折って死んでしまった。その時から俺は悲しみを抱えて生きてるんだ」なんて言って人の同情を得ようとしてやんの。バカかお前は。2人の上司を演じるのは「ザ・ホワイトハウス」の名優リチャード・シフだけど、背後でオロオロしてるだけで見せ場はなし。

さらには「ザ・ワイヤー」でデューキーとシドナーを演じた役者がそれぞれ出てくるんだが、どちらもコマ送りしないと顔が分からないくらいのチョイ役。とくに後者に至っては「SWAT#2」なんていう役名でザコ同然の扱い!「ザ・ワイヤー」で強烈な印象を残した役者たちが他のドラマでは脇役以下の扱いを受けるのは今にはじまったことじゃないが、俺は怒るよ!

まあ本国の評判は押し並べて悪いようなので、暖かくなるころには打ち切られているんじゃないですかね。輪廻転生というテーマにどこかのキリスト教団体がクレームつけてきたら面白くなりそうなものだけどさ。

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