「CIVIL WAR」開始

マーヴェル・コミックスの大イベント的ミニ・シリーズ「CIVIL WAR」の#1を読む。ストーリーはマーク・ミラーでアートはスティーブ・マクニーブン。 話のおおまかな内容は、B級ヒーロー・チームであるニュー・ウォリアーズと、これまたB級のヴィラン(悪党)チームが市街地で戦った結果巨大な爆発が生じ、数百人もの犠牲者が出る大惨事となってしまう。これにより世間ではスーパーヒーローに対する風当たりが強くなり、彼らを規制するための法案が国会に提出されようとしていた。そしてヒーローたちの間でも、この法案に賛成するアイアン・マンたちと反対するキャプテン・アメリカたちのあいだで軋轢が生じ、やがてタイトル通りの「内乱」へとつながっていくのだった…というようなもの。普通はヒーローたちを規制する前に、ヴィランたちへの規制や罰則を強化するもんなんじゃないの?という気がするけどね。

ここ数年のミラーの作品って「アルティメイツ」や「オーソリティー」のように過度に政治的かつ暴力的なものが多く、しかも師匠のグラント・モリソンのようにストーリーをユーモアや奇抜なアイデアでカバーする技量に欠けてるものだから、なんか話がギトギトして嫌だったのです。昔に「スワンプ・シング」を書いてた頃は良かったんだけどなあ。んでこのミニ・シリーズもまた、現実世界のアメリカにおけるパラノイア(パトリオット・アクトとか)が結構露骨に反映されている。でも一読した限りでは、そんなに悪くはなかったかな。確かに内容は政治的なんだけど、ストレートなヒーローものとしてもそれなりに楽しめることと、まだ全7話中の第1話なので、あまり話が深いところまで行ってないというのが主な理由だろう。少なくとも「次もぜひ読みたい」と思わせてくれるくらいの作品。あとスティーブ・マクニーブンのアートは非常にいい。

あと6話でどのような展開になるかまるで分からないけど、ダメダメだったこないだのミニ・シリーズ「HOUSE OF M」よりかはマシなものになるんじゃないだろうか。

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