「CONVICTION」鑑賞

NBCの新作ドラマ「CONVICTION」の第1エピソードがアメリカのiTMSで無料配信されてたので早速観てみる。USストアのアカウント持ってるといろいろ役立つよ。ホント。こないだの「ギャラクティカ」の特番もそうだったけど、最近はディズニー以上にユニバーサルがiTMSでの映像配信に乗り気みたいだ。 んで「CONVICTION」ですが、あまり有名な俳優は出てないみたい。でもプロデューサーは「ロー&オーダー」のディック・ウルフで、「ロー&オーダー:SVU」のステファニー・マーチが「SVU」と同じ役で出演してる…ということはこれは「ロー&オーダー」のスピンオフ番組なのか。またかよおぉ。でも前作「TRIAL BY JURY」がすぐ打ち切りになったのを受けてか、従来の「ロー&オーダー」のスピンオフとは異なり、事件よりも登場人物の日常に重きをおいた内容になっている。

話の中心となるのはニューヨークの若き検事たちで、恋や仕事に翻弄されながらも犯罪者を追求していく…みたいな話なんだけど、なんかデビッド・E・ケリーの一連のコメディ(「アリー」や「ボストン・リーガル」とか)と「ロー&オーダー」をごちゃにしたような、コメディなんだかシリアスなんだか分からないような内容になってしまっている。裁判所で愉快なヘマをする検事がいるかと思えば、彼氏にボコボコにされた女性が登場するし、主人公(?)が女性と仲良くレストランに向かってると思えば、次の瞬間には彼らの上司が目の前で射殺されたりして、笑っていいんだか悪いんだかどうも分からない作品になっているのが観ててキツい。

エピソードの最後には予告編がついてたので少なくとも数話は放送されるんだろうけど、第1エピソードみたいな話が続くんだったらすぐ打ち切られるんじゃないだろうか。