「I’m Alan Partridge」 鑑賞

前から観たかったイギリスのコメディ番組「I’m Alan Partridge」のシーズン1全部をダラダラと観る。 奇抜なキャラクターを創作することで有名なコメディアン、スティーブ・クーガン(「24 Hour Party People」の人だよ)が演じる主人公アラン・パートリッジはBBCラジオのさえないDJ。彼は有名人気取りでカッコつけようとするものの、ひたすら失態と失言を繰り返して周囲の人々の気分を害していく…というのが各エピソードの大まかな流れ。その場の雰囲気など考えずにヤバい発言を連発するパートリッジの姿が抱腹絶倒ものなんだけど、この面白さはうまく文章じゃ表せないなあ。

気まずいシチュエーションを見せて笑いをとる、というスタイルは後の「The Office」に近いものがあると思う。こっちはラフ・トラックが入ってるぶん従来のコメディ番組に近いけどね。「Brass Eye」のクリストファー・モリスもちょこっと出演してた。こういうシュールなギャグで笑わせる番組ってのは、やっぱりイギリスが得意だなあ。アメリカには「Curb Your Enthusiasm」があるけど、あれもちょっと雰囲気が違うし。

最近では「80デイズ」みたいなハリウッドのガキ向け映画などに出演してるクーガンだけど、また毒のあるキャラクターを演じてほしいものです。

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