「HAPPY ENDINGS」鑑賞


ABCの新作シットコム。恋を求める男女6人の生活を描いたロマンチック・コメディなんだけど、こないだの「TRAFFIC LIGHT」にしろ「PERFECT COUPLES」にしろ、男女3組が主役のロムコムがテレビに多いのは「フレンズ」の影響が大きいんだろうか、それとももっと前からの伝統なのかな。ただし今回はゲイの男性とか黒人もいて、ストレートな白人だらけだった従来の番組とはちょっと違った感じ。「スコット・ピルグリム」もそうだったけど、男女の恋愛を冷めた目で観察するゲイのキャラクターってのは結構面白いですね。

登場するのは結婚式で破局したカップルと、子づくりをしようとしてる夫婦、ゲイの男性、そしてずっとシングルの女性といった面々。有名どころではエリシャ・カスバートが出ているほか、デイモン・ウィリアムズの息子も出演している。女性陣がみんな可愛くないのが個人的にはマイナス点でございます。

それぞれの登場人物のキャラクターは立っているし、セリフもちょっと毒があってそれなりに楽しめた。むしろ90分のインディーズ映画とかにしたほうが話がタイトにまとまって面白くなったかもしれないが、TVシリーズとして成功するかどうかは何とも言えんな。