「スーパーマン」や「バットマン」の出版元であるDCコミックスのロゴが約30年ぶりに新調されることになるらしい(右図参照)。そんなに悪いデザインじゃないとは思うけど、20年以上も以前のロゴに親しんできた身としてはなんとなく寂しいものを感じる。 俺がDCと出会ったのは、子供の頃に住んでたイギリスのケンブリッジにあるマーケットの古本屋でコミックを漁ってたのがきっかけだった。当時はたしかマーヴェルはマーヴェルUKを運営してたはずだからマーヴェルのコミックの方が比較的入手しやすかったものの、そのどれもが白黒のリプリント版で、オリジナルのエピソードがコマ切りにされてダイジェスト版にされているような、お世辞にも出来のいいものだとは子供心にも思えなかった(但しリー&カービィの「ファンタスティック・フォー」のポケットブック版は今でも俺の宝物である。カービィのアートは白黒のほうが映えると思う)。

それに比べ、DCのコミックはすべてがアメリカからの輸入品であったから、全ページが彩色され、大抵の場合はストーリーが1冊で完結してたから、英語が分からなくてもアートを見てるだけで話が理解できたのだった。こうして俺のDCびいきは幼少時に「刷り込み」が行われ、現在にまで続いてるのだ。あと90年代初頭にあったバブル期にDCはマーヴェルほどアコギな商売をしなかったことや、イギリスの才能あるライターたちが大人向けの「ヴァーティゴ」レーベルで活躍してることなども関係してるかな。

新ロゴのもとで、これからもいい作品を出してってください。

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