機内で見た映画

週末から昨日まで海外出張に行ってたので、機内で観た映画の感想をざっと。眠かったんで行き帰りで合計4本しか観てないです。

「カーズ2」
車のディテールなんかは大変美しいと思うんだけどね。やはりストーリーの凡庸さが気になる。ドリームワークスやフォックスの作品だったら許容できたかもしれないが、ピクサーにはそれ以上のものを求めてしまうわけで。スパイアクションに友情の話とかを絡めても何だかなあ、といった感じ。これからピクサーは続編をいろいろ作ってくようだけど、ちょっと不安にさせられるな。

「ブルー 初めての空へ」
それでこっちはフォックスのCGアニメ。人間のデザインが「くもりときどきミートボール」に似てない?飛ぶことを学ぶ鳥の物語なのに肝心の飛翔シーンに躍動感が無いのはどういうことよ。製作者は「ヒックとドラゴン」を100回見直しなさい。ストーリーもおざなりで、いつものブルースカイ作品といったところか。とはいえ日本では全国公開されないのは勿体ないと思う。

「CEDAR RAPIDS」
コメディとして観ると笑えるところとかはあんまり無いんだけど、田舎の保険業界の裏側とか中年の挫折感を描いたドラマとして観るとそこそこ楽しめた。エド・ヘルムズは愚直な若造の役がよく似合うな。とはいえ映画を支えてるのはジョン・C・ライリーの演技力ですが。あとアン・ヘッシュが男好きの役を演じるのにはいまだに違和感を抱いてしまうな。

「SUBMARINE」
「IT CROWD」のモスことリチャード・アヨエイドの初監督作品。火遊びが好きな奇抜な女の子に恋をしたり、両親の不仲を修復しようとするウェールズの15歳の少年の姿を描いたもので、ものすごく美しい映像と絶妙なユーモアで語られていく物語が大変素晴らしい。多感な年頃の不安定な雰囲気がとてもうまく描かれた傑作。飛行機の小さな画面で観たのが勿体ないくらい。

あとは「ワイルド・スピード MEGA MAX」に何度か挑戦したが話のノリにまったくついていけず断念。予告編に出てくる「崖から落ちる車」というシーンのオチが「そのまま川に突っ込んで助かる」というのはズルいんでないかと。「Mr. Popper’s Penguins」も観たけど途中で寝る。過密スケジュールで疲れてたんだよ!

下は「SUBMARINE」の予告編。

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