前シリーズから待つこと1年半、やっと来たよシリーズ2。

今回も90分×3本というミニシリーズ構成だが、ベースにしている原作が「ボヘミアの醜聞」「バスカヴィル家の犬」「最後の事件」というグレイテスト・ヒッツ的な大盤振舞い!この時点でこんなに有名な作品を使い切ってしまって大丈夫なんだろうか。そしてシリーズ3はやはり「空き屋の事件」で始まるのだろうか。

そういう心配は置いとくとして、第1話の冒頭ではシリーズ1のクリフハンガーが結構あっけなく片付いて、ホームズとワトソンはまた別の事件に巻き込まれていくことに。そして登場するのは当然ながらアイリーン・アドラーなわけだが、ホームズと同等の明晰さを持つ彼女とホームズ(およびマイクロフト)との二転三転する駆け引きが繰り広げられ、息もつかせぬ展開になっていて大変楽しめるぞ。彼らに比べるとワトソンは相変わらず損な役回りだけど、狂言廻し的な存在になって話にアクセントを加えてくれている。来年のいまごろはマーティン・フリーマンは「ホビット」のおかげで大スターになってるのかな。

前シリーズ同様にスマートフォンとテキストメッセージが事件の謎解きに大きく関わっており、例の「宙に浮くテキスト」も大量にでてくるぞ。ただし情報量が多すぎて、これを日本語化するのは結構しんどいかもしれない。あと序盤の「ハイカーの死」の謎解きはちょっとイマイチだったかな。

シャーロックの奇怪な行動と周囲の反応を見ていると、「ドクター・フー」に通じるものが感じられますね。ラッセル・T・デイビスの「大人向けドクター・フー」が「トーチウッド」だったとしたら、これはスティーブン・モファットにとってのそれなのかもしれない。シリーズ2でモファットが脚本を担当したのはこの第1話だけらしいが、残る2話にも大きく期待できそうです。

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