「24」のキーファー・サザーランドが主演で「HEROES」のティム・クリングが原案の新シリーズ。俺どっちのシリーズもまっとうに観たことないんだよな。話題の俳優とクリエーターのタッグということでフォックスは結構プッシュしてるみたいですが。あとダニー・グローヴァーも出てるぞ。

元ジャーナリストのマーティンは911テロで妻を亡くし、1人息子のデビッドを育てながら職を転々とし、いまは空港の荷物係として働いていた。そのデビッドは自閉症の疑いがある奇妙な少年で、11歳になっても言葉をいっさい口にすることがなかったが、数字に対しては強い興味を示していた。実は彼は自然の摂理を見渡すことができる能力をもっており、物事の過去や現在はおろか未来さえも把握することができる少年だったのだ。そしてマーティンも息子の能力に気付きはじめ…というようなプロット。

デビッドの能力というか、世界のあらゆるものが何らかの目的でつながっているという自然の摂理の例として、第1話ではマーティンが空港で見つけた携帯電話がダブリンに渡って動画が撮影され、それがさらに日本のビッチな女子高生に渡り、さらにはイラクの少年のもとに届き、その少年と携帯の元の持ち主が奇妙な縁でつながって…という過程が描かれるんだが、ただそれだけ。

世界中の人たちがつながってることは分かるんだけど、じゃあその裏にはどういう秘密があるのかということが説明されてないので、どういう話にしたくて、今後の展開はどうなるかが全然見当がつかないのだよ。世界中を舞台にした大掛かりな話になりそうな気はするんだが、「HEROES」もそうやってグローバルな話にしようとして大風呂敷を広げすぎて失敗したんじゃなかったっけ?大丈夫かティム・クリング。

あとはまあ単なる偶然としか思えない現象にどこまで信憑性を与えられるかが重要なんだろうけど、自然の摂理の説明としてフィボナッチ数が挙げられてるのはどうもありきたりな気がする。それって10年くらい前にスピルバーグの「TAKEN」でも使われてたネタだよな。フィボナッチ数って、ハリウッドでは何でも説明できる万能の数字のように扱われているよな。

それと日本のビッチな女子高生が「知り合いの兄貴」に依頼して携帯電話に入ってた動画を渋谷のハチ公前の大スクリーンに映してもらうシーンがあるんだけど、さすがにあのスクリーンってそんな簡単にいじくれないよなあ。そもそも携帯電話の動画では解像度が低すぎるんでないかい。

とにかく早急に方向性を定めないと、あまり長続きできそうにないんじゃないのか。息子が出す謎の手がかりをもとに奔走する父親、というのは何やってもカッコ悪そうな気がしますが。

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