朝っぱらから、カウンターカルチャーのジャーナリズムの先駆者であるハンター・S・トンプソンが死んだことを知って気が滅入る。しかも自殺だとか。クスリと銃に密接したライフスタイルで有名な人だったから、銃による自殺というのはある意味で彼らしい死に方ではあるのだが、大変残念なことである。自殺の理由はまだハッキリしてないらしい。ここ最近は全盛期(ニクソン時代)に比べて明らかに「枯れた」感があったとはいえ、まだ多大な人気と発言力を持っていた人だから、せめて次の大統領選挙までは生きていて欲しかったものだ。  俺が大学生のときに彼の代表作「恐怖と嫌悪のラスベガス(別名「ラスベガスをやっつけろ」「ラスベガス★70」)」をケタケタ笑いながら読んだのも今となっては懐かしい思い出だ。ラスベガスでの狂乱をコミカルに描きながら、ときに真剣な内容になるところ、特にモハメド・アリの徴兵拒否に対する懲役判決を知って唖然とするところが強く印象に残っている。映画版はダメ作品だったが。そういえば彼の小説「ラム酒日記」も現在映画化中じゃなかったっけ。人気コミック「Doonesbury」のアンクル・デューク、および「Transmetropolitan」のスパイダー・ジェルサレムは彼がモデルのキャラクターである。それだけ影響のある人物だったのだ。合掌。

夜は映画教室。ニック・ゴメスの低予算映画「Laws Of Gravity」を見せられる。低予算とはいえ撮影がかなり見事。ただストーリーに起伏が乏しく、かなり間延びした感じがするのも事実。若かりし頃のイーディ・ファルコが出演していた。

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