「NYC 22」鑑賞


CBSの新シリーズ。

題名通りニューヨークを舞台にした警察もので、プロデューサーにはロバート・デニーロが名前を連ねている。何でもきちんとニューヨークで撮影されたドラマを作りたかったんだとか。パイロットの監督をジェームズ・マンゴールドが務めているほか、クリエーターのリチャード・プライスって「ザ・ワイヤー」に関わってた人なのか。でも当然ながら「ザ・ワイヤー」並みの奥の深さを期待できるわけでもなく、比較的平凡なドラマだったかな。

内容は警察学校を出てニューヨークの22分署に配属された新米警官たちの奮闘を描いたもので、彼らのなかには警官の一家の出身の者や、元新聞記者や元バスケットボール選手といった様々な経歴を持った者が含まれている。そして早速彼らはニューヨークの通りに出されるものの、右も左も分からないままいろんな事件に巻き込まれて…というのが第1話の展開。

主演はアダム・ゴールドバーグやリーリー・ソビエスキーなど。ゴールドバーグって別のドラマでは刑事役をやってたわけで、劇中でも年齢について突っ込まれてるけど、40歳近い新米警官なんているのかね。そしてソビエスキーのキャラはイラク帰りのタフな元海兵隊員という設定だが、体が細い細い。風が吹けばポキッと折れそうな感じ。

内容はベタだし評判もまちまちのようだけど、現実離れした個性的なキャラがいるわけでもなく、こういうドラマがあってもいいとは思うけどね。似た内容の番組としては「SOUTHLAND」のほうが評判いいのだろうが、個人的にはLAよりもニューヨークの番組を応援したいところです。