「GOON」じゃなくて「GO ON」な。「STUDIO 60」「MR.SUNSHINE」と主演作の打ち切りが続いているマシュー・ペリーが主演のNBCの新作シリーズで、どんどん無難な役を演じてるように見えるけど仕方ないのかなあ。

ライアンはラジオ局の人気スポーツキャスターだったが妻を不慮の事故で亡くし、1ヶ月間の休養を得て復帰するものの、まだ精神的に落ち着いていないことを心配した上司からグループカウンセリングを受けることを命じられる。こうして心に傷を負った人たちが集まるカウンセリングのクラスに嫌々ながら出席したライアンは、とっととクラスを終了させたくて、自分なりのカウンセリング・セッションを考案するのだが…というようなプロット。

悲しいことがあっても笑って生きてきましょうね、というようなテーマのコメディのはずなんだけど、ユーモアとペーソスの配分が致命的に間違ってるような?他愛もないジョークのあとに「実は兄がスキー事故で昏睡状態で…」なんて話が続くと、笑っていいのかどうか戸惑ってしまうのだよ。別に心に悩みを抱えてる人を笑いの対象にしたり、コメディにペーソスを交えることは悪いことだとは思わないよ、ジャド・アパトーの作品なんてみんなそんなものだし。でもこの番組はコメディとペーソスの割合が4:6くらいで、どうも観ていてしっくりこない内容になってしまっている。

また第1話の時点ではライアンがDJであることが全然活かされてないし、彼の上司をジョン・チョウが演じてるのにほんのちょっとしか出演してないのも残念。あと「クセのある人たちの集まりに渋々やってきたチャラ男」という設定が同じNBCの「COMMUNITY」に酷似してるのは今後いろんなところからツッコミを受けるのではないかと。

マシュー・ペリーって「フレンズ」の役者のなかではいちばん演技の幅がある人だと思うので、こんなプロットに問題のあるシリーズに出るのは勿体ないと思うのだが…。やはり「STUDIO 60」の失敗が影響してるんだろうか。

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