俺も「AV Club」でその存在を初めて知ったのですが、アメリカにマーク・マロンというコメディアンがおりまして、「あの頃ペニー・レインと」なんかにもちょっと出てたりするのですが、自宅のガレージを改造したスタジオに著名なコメディアンを招き、そのコメディアンの失敗経験とかトラウマを真摯に語り合うポッドキャスト「WTF with Marc Maron」がカルト的な人気を博している人なんですね。「ポッドキャストから有名になった人」には必ず挙げられる人ではないかと。

そんな彼の人気がテレビにも飛び火して作られたのが、このIFCの新シリーズで、マロンが演じるのはフィクション化された自分自身。これは「となりのサインフェルド」とか、最近ではルイスCKの「Louie」など、コメディアンが主役のシットコムではよく使われる手法ですな。よって劇中のマロンもポッドキャストをやっていて、第1話にはデニス・リアリーが出演していた。今後はケン・チョンとかジェフ・ガーリンとかジーナ・ガーションなどが出てくるらしい。

そしてマロン本人は典型的なダメ男として描かれていて、離婚歴2回の独身で、口うるさい母親にあれこれ命じられ、家の下にいる動物の死骸も片付けられず、父親からはまっとうな教育を受けられなかったのがトラウマで、中年になって初めて行ったホームセンターで「世の中にはこんなに道具があるんだ!」と感心している始末。前妻の父親が末期ガンで死にかけているなどコメディにしてはヘビーな要素もあるんだが、ダメ男にはデフォルトで同調してしまう俺としてはそれなりに楽しめましたよ。ダウナー系のコメディとしてはそんなに悪い番組ではなかったような。

この番組が成功したら、今後もポッドキャストからテレビに人材が流れてくるトレンドができるんですかね?

Trackback

no comment untill now

Add your comment now