Pentagon spurned plan for enemy aphrodisiac

「敵陣に強烈な媚薬を送り込み、兵士間の同性愛行為を誘発することにより戦闘どころじゃなくする攻撃方法」がペンタゴンで提案されていたことが明らかになったとか。これって「リングワールドの玉座」に出てきたヴァンパイアの攻撃方法そっくり。小説ならそれなりに緊迫感があって印象的だったけど、現実世界ではかなりマヌケに聞こえる。他にも「害虫や動物を呼び寄せる薬を散布する」なんて案があったとか。

トロント雑記 その5

個人的にショックだったのは、イギリスの有名DJジョン・ピールが亡くなったこと。彼の番組を聞いてたのは1990年くらいのことだけど、もはや全ての音楽ジャンルを超越したような感じでハードコアとかラガとかをかけながら、飄々とした口調でDJをしていたのが印象に残っている。年もとっていたし、体調も良くないという話を聞いていたけど、ペルーで客死とは。合掌。
それに関連して1つ。トロントの書店でイギリスの音楽雑誌NMEを久しぶりに読んだけど、何だよあれは。俺が好きだった(高校時代に海外から取り寄せてたほど)NMEはもっと分厚くてインディー系のバンドの情報がたくさん載ってて、アングラでチープな感じがしてたのに、最近のは全編カラーで薄っぺらくて、アメリカの人気バンドにコビを売ってるような内容になっていた。ダメだよあんなんじゃあ。値段も15年前にくらべて3倍になっていた。

トロント雑記 その4

トロントに到着してから新潟の地震のことを知ったのだが、震度7とは。知人の実家は大丈夫だったらしいが、台風やら地震やら今年の日本は災害続きのような気がする。災害といえばイラク戦争もそうだが、ワーキングホリデーで外国に渡った日本人が人質になって殺されたとか。なんでイラクなんぞに行っていたのかは知る由もないが、同じくワーキングホリデーを使っている者としてはあまり他人事に思えない。イラク戦争の大義なんて完全に崩壊しているのだから、日本が撤退するのが一番の解決策だと思うけどね。これでケリーが大統領になったら、日本はアメリカにど付随してくのでしょう。

トロント雑記 その3

部屋探しの合間に映画館で「Shaun Of The Dead」と「Team America: World Police」を観る。前者はとても面白い。コメディとしてもゾンビ映画としても秀逸なイギリスの映画。それに比べて「Team America」は凡作だった。最大のウリであるはずの「人形劇」の部分は観ててすぐ飽きるし、ストーリーも先が読めるのでそんなに面白くない。結局のところエログロの描写が一番面白かったりする。
ちなみにカナダの映画の入場料は1000円から1400円くらいのところか。全体的に物価は東京よりもやや安いものの、税金が15%もかかるので値札を見て勘定をすると痛い目にあうことになる。あと出発前にも聞いていたが、印刷物(紙類)が高い。コミックなんて1部が5ドル近くもするもんだから、とてもじゃないが買えない…ので立ち読みでガマンする。書籍なんかが特にそうだが、アメリカ製のものはまだカナダドルが弱かったころのレートで値段が付けられているのだが、最近ではカナダの経済力が強まった(あるいはアメリカのそれが弱まった)ので、それが不公平なレートになっているのだと思う。なおカナダドルの価値が上がったことは、外国の企業にとってはカナダでの人件費が上がったということになるので、カナダの映画産業は今までのようにアメリカからの仕事を大量に受けることができず、スランプ状態なのだとか。こんなんで俺は当初の望み通り、映画関係の仕事を見つけることが出来るのだろうか?