サッカー狂の国イングランドではワールドカップやユーロ選手権のたびに作られる公式ソングのほかに、サッカー好きのバンドが勝手に便乗して非公式ソングをリリースする例が多々あるわけだが、今回はなんとザ・フォールのマーク・E・スミス爺さんが歌を作ったぞ。

まあ以前にもサッカーをテーマにした曲をいくつか書いてたので驚くべきことではないだろうけど、いつものわめき散らすような歌い方ではなく、それなりに爽やかに歌っているのが逆に不気味かも。ビデオでは親切に歌詞が表示されるけど、それでも何について歌っているのか意味不明なところがMESである。いちおう最後に「WE CAN WIN」とか出てるからイングランドを応援してるんだろう。

俺が学生のころによく聴いていたアメリカのバンド、スパークルホースの中心人物(というか殆どワンマンバンドだった)のマーク・リンカスが自殺したらしい。まあデビューした頃からドラッグでODして足に血が巡らなくなって大手術をしたり、脳内の化学物質のバランスが乱れる症状を持ってて鬱に苦しんだりと尋常でない生き方をしていた人なので、こういう結末を迎えたのは驚くべきことではないのかもしれないが。

最近のアルバム(といっても2006年か)とかは聴いてないものの、フレイミング・リップスとやったダニエル・ジョンストンのカバーとかが非常に良かったので今後もいい曲を作ってくれるかと思ってたのに。合掌。

Sparklehorse – “Sick of Goodbyes”

何だこれは!デフ・レパードが、自分たちが主人公のアニメ番組、テレビゲーム、さらに携帯アプリの製作を企画しているらしいぞ!

人気が絶頂期にあった80年代ならまだしも、現代にこんな企画を立てられても。対象世代はどこなんだろう。おまけにデフ・レパードは醜男の集団として有名で、基本的にベタ褒め記事しか書かなかったアイドル雑誌の「ミュージック・ライフ」にもそう書かれてたんだからそのルックスは相当なものだと思われるんだが、「アダムス・ファミリー」みたいな内容になるんでしょうか。

ここはいっそ片腕ドラマーのリック・アレンのためにも、腕一本で遊べるテレビゲームとかを作って欲しいところです。

立花理佐からシャキール・オニールまで、古今東西さまざまな実在人物に絡めたゲームが発売されてきたけど、まさかダニエル・ジョンストンのゲームを目にする日が来ようとは思わなんだ。

こないだiPhone/iPod touch向けに発売された「Hi, How Are You」というゲームがそれで、悪魔にさらわれた愛しの女の子を救うためにカエルのジェレマイア君が障害をものともせずにピョンピョン跳ねて進んでいくというもの。ジョンストンの歌をバックに、彼の描いたキャラがあちこち動き回る様は見ていて非常に楽しい。いくつか設定されている目標を達成すると彼のイラストを見ることができる、なんてのもジョンストン愛に満ちているのでございます。

ゲームとしての出来も秀逸で、ジェレマイアを操作して3Dのフィールドに敷かれたパネルの上を制限時間内に跳んでいくというのは「パックマン」とか「マーブル・マッドネス」を彷彿させるかな。操作方法やカメラの回転などもよく出来ている。これで(限定期間)99セントというのは安いな。ただし逆にゲーム性が強すぎて制限時間が結構シビアで、ジョンストンの歌をゆっくり聴きながら遊べるユルめのゲームではない。

このゲームはNYタイムズでも紹介されてたけど、オースティンの2人のファンが1年半かけて製作したものなんだとか。ゲームの製作というと億単位のコストがかかるような気がしてたけど、iPhoneなどの登場によりこうして草の根的な感じで作られたものが世界中で販売できるようになったのは好ましいことですね。

10年ぶり。彼らって解散したんじゃなくて活動休止したっていうことなんだったっけ?いつの間にかベースの人はソニック・ユースに入ってたりするし。

世間的にはスティーブン・マルクマスとその仲間たちと見なされていて、確かにその通りなんだけど、初期の頃はギャリー・ヤングというオッサンがドラムを叩いておりまして、音楽的貢献はゼロ(もしくはマイナス)な人だったんだけど、ライブでの彼ははもう凄かったのでありますよ。野菜でドラム叩いたり、曲の途中でもステージ上をウロウロしたり(ペイヴメントにはドラマーが2人いる)、突然逆立ちしたり。あれは強烈だったなあ。ライヴのあとも外に出てきて皆と気さくに話してくれて、そのときにもらったサイン(落書き?)は今でも部屋の片隅に飾ってあります。

彼が他のメンバーとソリが合わずに脱退したあとのライヴも観に行ったけど、音楽的には上達していたものの普通のバンドのライヴになっていた。今回の再結成でもギャリーは参加してないようなのが残念なところです。