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ディズニーXDの子供向けSF番組。

ベイシティという街の高校生であるライアンはスポーツ万能の兄に対して平凡なオタク少年だったが、ある日自分が電子機器を意のままに操ることができる能力をもった、テクノパスという存在であることに気付く。さらに郊外の廃船のビジョンを経験した彼は、友人ふたりとそこに赴くと目の前に40メートルほどの巨大ロボットが出現した。ロボットの内部(巨大なので中に会議室みたいなのもある)に招かれた彼らの前に謎の男の映像が現れ、ロボットの名前が『メカX4』であること、テクノパスであるライアンが操縦できること、そしてその男自身が失踪したか死亡したことを伝えられる。こうして巨大ロボットを手に入れたライアンたちだったが、今度は街に巨大怪獣が出現。メカX4をきちんと操るには4人のクルーが必要(操縦・攻撃・防御・メカニック担当)であることを悟ったライアンは、彼の兄もクルーに入れて怪獣を無事に撃破。こうして彼らは怪獣の脅威から街を守りつつ、怪獣を送ってくる黒幕は誰なのか、そして映像に出てきた謎の男は何者なのかを明かそうとするのだった…というあらすじ。

巨大ロボットvs怪獣の特撮番組といえば胸がワクワクするような設定ではあるのですが、なんとなく残念な出来に終わっている。メカX4の内部のセットとかは金がかかってるし、CGのアクションも決して悪くはないのだけど、「パシフィック・リム」とかで目が肥えてしまっているから、アサイラム社の「アトランティック・リム」程度にしか見えないのが残念。

ストーリーもね、主人公が突然超能力を身につけて、さらに巨大ロボットが与えられる、というのはいくらなんでも都合が良すぎるだろう。子供向けの番組でもそこらへんはもうちょっと練りこんでほしかった。ちなみに怪獣を送り込んでくる黒幕は学校の校長先生であることが途中でわかるのだけど、異なる動物の遺伝子(イカとヘビとか)を組み合わせて怪獣を生み出してるさまは「仮面ライダー」っぽくて楽しそうでありました。

そして最大の問題はやはり主役ロボのメカX4がカッコ悪いことでして、名前もイケていないのだが顔もXというかバッテンが貼り付けられていて、何とも感情移入しにくい顔。これなら日本の「Xボンバー」(古い)のほうがイケメンだったぞ。
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ロボの操縦方法はライアンの動きをトレースする「パシリム」方式だがパイロットに腰ヒモみたいなのが付いてるだけなのがなんか安っぽい。体型も細くて貧弱そうだし、こんどの劇場版「パワーレンジャーズ」のロボットといい、短命に終わったゲンディ・タルタコフスキーの「Sym-Bionic Titan」といい、なんであちらのメカには重層感がないのか…ここらへん日本の特撮の着ぐるみから学ぶことができるのでは。右手からヒート武器を出すことができて、白熱した手刀が必殺技になるのは「Gガンダム」みたいでちょっとカッコよかったけどね。

メカX4の防御を担当するアジア系のガリ勉君とか、登場するキャラクターはいい感じだし、いろいろ面白くなりそうな要素はあるのだから、凡庸な子供番組で終わらずにもうちょっと上を目指してほしいところです。なお早くもシーズン2の放送が決まったとか。

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