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これ、「ターミネーター」じゃないじゃん。
「ターミネーター」という作品を構成していた血と肉をとっぱらって、文字通り骨だけの内容にしてしまったような映画。第一作をあれだけ面白いものにしていた「未来から送られて来た恐怖の殺戮マシーン」というようなプロットは全部捨てられていて、単に金属のガイコツとのドンパチが2時間続くだけの話になってしまっている。でも俺そういうのが観たかったら映画館じゃなくてゲーセンに行きますから。
巨大メカやら大爆発やらを次々と繰り出して来てくるのは結構ですがプロットの薄さは致命的で、マーカスの正体が何なのかは観客みんなすぐ分かっちゃうし、カイル・リースがどんな危険に晒されようとも死なないというお約束もミエミエ。その一方で前作までのストーリーとの整合性に変に縛られているような気がするんだよな。そもそもタイム・トラベルの技術が出てこないのに、なぜスカイネット側はあの時点でカイルの重要性を把握できたんだ???
クリスチャン・ベールは役作りにちゃんと気を使う役者だし、監督だって脚本家だってそれなりに面白い作品を製作しようとこの作品に関わったはずなのに、それが結局このようなダメ作品しか生み出せなかったことに俺は非常にムカついておりまして、それがハリウッドというものの実情なのかは存じませんが、そんなんだったら映画作るの止めちゃえばいいのに。シリーズ自体は今後もダラダラと続けられるだろうけど、「スター・トレック」以上にオーバーホールが必要なフランチャイズなんじゃないの、これ。
マイケル・アイアンサンド(上の写真)がいつもと同じような役で出演してるのは嬉しかったけど、それくらいしか褒められる点が思い浮かばないや。

June 15th, 2009 at 2:30 am
最近の新作映画の外れがひどいのでここ最近はNHKの衛星映画劇場を録画鑑賞が日課ですわ。ターミネーター4は腐すべき作品なのは間違いないですけどそれでもThe Spiritよりはマシですよ。多分。
June 15th, 2009 at 8:56 am
まあ新作映画でも「レスラー」とか「コラライン」は結構面白そうですけどね。タイミング的に映画館ではなく輸入DVDで観ようかなと。
こないだ久しぶりにバスター・キートンの映画を観たんですが、体を張った命がけのスタントを観てるとハラハラさせてくれるんですよ。それがいまのCGだらけの作品だとエッフェル塔が倒れようが人が吹き飛ばされようが何も感じられない内容になってしまってるんですよね。
June 15th, 2009 at 7:02 pm
これから始まる新章三部作の第一作目がこんなに不評でいいのか?(笑)
どうせなら「ターミネーター」の看板外して
よくレンタル店に置いてある、大ヒット映画のパクリB級映画として撮ればよかったのに。
「ターミネーター/フューチャー・ウォー 殺人機械軍団対人類 終末戦争戦記」とかとして出せば誰も文句は無いかと(笑)
>それがいまのCGだらけの作品だとエッフェル塔が倒れようが人が吹き飛ばされようが何も感じられない内容になってしまってるんですよね。
おっと、夏の新作映画「GI Joe」の悪口はそこまでだ!
GI Joe – The Rise of Cobra – Official Trailer [HD]
http://www.youtube.com/watch?v=ZBfnQXWvatw
自分はまだ「ターミネーター4」は評判が今一つなんで観てないんですが、どうせCG花火映画を観るなら爆発映画の奇才職人監督マイケル・ベイ監督の「トランスフォーマー・リベンジ」を来週観に行こうかな?と思っています。
ミーガン・フォックスのケツが観たいし。。。
June 15th, 2009 at 9:56 pm
そう、これが「片腕サイボーグ」とかだったら誰も文句は言わないんですよ。「ターミネーター」のフリをしてるから問題なわけで。いっそのことジョン・コナーは死なせてしまって、その弟が突然登場して冒険を続けるとかいうような、オシシ仮面的展開にしていかないとストーリーがどんどん行き詰まっていくような気がします。
「GI Joe」は試写での評判が過去最低を記録し、監督が解雇されたというデマが週末にまことすみやかに流されてましたね。製作側がこれを否定するまで誰もデマだと思わなかったという(笑)。悪役をクリストファー・エクレストンが演じてるのはちょっと興味あるんですが。
June 22nd, 2009 at 2:59 pm
遅ればせながらやっと「ターミネーター4」を観ました。
Kinginkさんのおっしゃるとうり、観てる間中、「ターミネーター」シリーズを観ている気がしませんでした。
ターミネーターは大小含めて色んなタイプの型が出てくるんですが、その型をわりとあっさり倒して、ハイ!次の型ね!って感じでストーリーが進むのでT1やT2に有った、同一個体の未来からやって来たハイテク殺人機械が、ゾンビのごとく倒されても、倒されても執拗に「蘇り」迫ってくるという恐怖/緊張感が無くなってますね。
サマームービーの超大作なのに、全米の週末の興行成績で10位まで転落しているので、「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」のようにシリーズにトドメを刺した映画として記憶に残るのかもしれません。
June 22nd, 2009 at 9:18 pm
オビさん、何おっしゃってるんですか、「インディ・ジョーンズ」は第五作が企画中なんですよ!
http://tinyurl.com/muvere
ハリウッドではゾンビのごとく倒されても執拗に甦る連中は殺人機械などではなく、映画のフランチャイズとスタジオの重役たちなんですね…。
June 23rd, 2009 at 8:22 pm
ええ!
まだ続けるんですか!!
「インディ・ジョーンズ」に◎宙人出すの考えたのはルーカスなの?
ルーカス卿は「SW/ジェダイの帰還」以降、暗黒面に落ちてからはロクな映画を制作してませんね。スピルバーグは脚本が良ければたまに面白い映画を撮るんだけど。。。
新章SW3部作のエピソード1-3だって、ありゃ誰にも映画内容に文句を言われない自己資金で作った世界最大規模の「自主制作映画」で、映画会社は配給だけしてるんだけど。。。
誰からも制限されずに監督が自由に映画を好きなだけの予算で作ったからといって、けして傑作映画が出来ないところが、映画というかショウビジネスの深いところだよな(笑)かつての大SWファンから見ると最近のルーカス卿は老害だよな。
そんなオイラのルーカス卿への気持ちを代弁してくれたアニメがありました。
South Park
Episode 1208 “The China Probrem”
http://www.southparkstudios.com/episodes/187260
June 24th, 2009 at 8:33 am
フランク・ダラボンが「俺が書いたインディ4のスクリプトを、ルーカスがボツにしやがった!」みたいなこと言って怒ってましたね。
オビさんのおっしゃる通り、世界でもっとも金持ちの自主制作監督という立場を有効活用すればいろいろ面白そうなことができそうなんですけどね。
個人的にはルーカスがストーリーを担当した、大戦中の黒人飛行士たちを扱った「RED TAILS」に結構期待してまして、なかなか濃いキャストが揃っているうえに、ルーカスが本当に自分の書きたい話を書けば意外と傑作になるんじゃないかなあと。