ギーク向けのハイプと言われようが、サンディエゴでのコミコンはずいぶん盛り上がってるようで様々なニュースや話題が飛び交っておりまして、それらについてはいずれ後でまとめようかと思うけど、晴天の霹靂のごとく今朝とびこんできたニュースが、なんとマーヴェル・コミックスが「マーヴェルマン」の権利を取得したというもの!!

「マーヴェルマン」(別名ミラクルマン)はアラン・ムーアの初期の大傑作コミックでして、もともと50年代にミック・アングロがキャプテン・マーヴェルをベースに創造したキャラクターを、80年代にムーアが独自のスタイルでリメークしたもので、そのスーパーヒーローの斬新な描写は多くの人に衝撃を与えたんだよね。ムーアが降板したのちはニール・ゲイマンがストーリーを担当したんだけど、途中でキャラクターの著作権に関する問題などが生じてゲイマンの話は未完に終わり、ペーパーバックなども再刊されずファンのあいだでは幻の作品とされていたのです。

それが今回、ゲイマンの手助けなどもありキャラクターの権利がミック・アングロからマーヴェルに移譲されたのだそうな。ただしミラクルマンの権利を主張する人はアングロの他にもたくさんいまして、特に数年前にトッド・マクファーレンが権利を取得したと主張していてゲイマンとケンカになったんだよな。あそこらへんは今後も火種になってくるんだろうか。でもこれで永遠に解決されないかと思われた権利問題に大きな進展が見られたわけで、過去の作品の再販、およびゲイマンのストーリーの続きが読めることを期待していいんだろうか。あとアメリカで発売される際にマーヴェルがクレームをよせたことで「マーヴェルマン」は「ミラクルマン」と改名された経緯があるんだけど、これで晴れて「マーヴェルマン」と呼ばれることになったのも大きな朗報かと。

分からない人には分からないだろうけど、これってファンにとってはとてつもない大ニュースなんですよ。いやーまさかこんなことが起きるとは思わなかった。移譲先がマーヴェルという大会社なのがちょっと不安ではあるけど。

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