米カートゥーン・ネットワークの、相変わらずカルト人気を誇っている番組帯「ADULT SWIM」における番組の1つ、「THE VENTURE BROS」を観る。 どこか間の抜けたハンク&ディーンのベンチャー兄弟と、その父親である科学者のドクター・ベンチャー、一家のボディガードであるブロック・サムソンの4人が、毎回ドタバタに巻き込まれていく…というのが番組のおもな設定。どうもハンナ=バーベラの古典アニメ「ジョニー・クエスト」をベースにしてるらしいんだけど、よくは分かりません。内容はADULT SWIM作品の典型として、下ネタや罵詈雑言のオンパレード。ファンタスティック・フォーやギャラクタスのようなアメコミのキャラクターのパロディも登場するらしい。

観てるとそれなりに面白いんだけど、良くも悪くもADULT SWIMらしすぎるというか、あまり斬新な感じはしないかなあ。ハンナ=バーベラ作品のパロディだったら「ハーヴェイ・バードマン」が徹底的にやっちゃってるし、下ネタ中心のジョークも「SEALAB 2021」がいろいろやってるし、あまり独自色がないような気がするんだけど、どうなんだろう。ちなみに個人的には、ジム・フィータス/クリント・ルーインことJ・G・サールウェルが音楽を担当してるのが一番の魅力だったりする。最近名前を聞かないと思ったら、こんなことをやってたんすね。

あとADULT SWIMの他の番組と同様に、この番組もフラッシュでアニメーションが作られてるらしいんだけど、その出来は従来のセル・アニメと比べても遜色ないのものになっている。フラッシュを使うことで制作費を大幅に抑えられるんだとか。日本じゃまだセル・アニメが主流だけど、こんな話もあるわけで、セル・アニメの将来はあまり明るくないんじゃないかと思ってしまう。

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