‘Star Trek’ cast member to appear in fan film

「スター・トレック」のチェコフことウォルター・ケーニッグが、一般のファンが作るスタトレ・シリーズ「NEW VOYAGES」の1エピソードに出演することになったとか。もちろんチェコフ役で。 「チェコフをきちんと演じきりたかったんだ」という彼のコメントがホノボノとしてるけど、脚本は本当に「スター・トレック」のライターだったDCフォンタナが担当し、エミー賞を受賞したメーキャップ係も参加するなど、本当に素人映画?というくらいにスタッフが豪華なものになるらしい。前にドキュメンタリー「トレッキーズ2」のDVD特典についていたファン映画を観た時は「特撮は及第点、演技はダメ」といった感じだったが、本物の役者が参加するようになったら、素人映画とプロ映画の境界なんてどんどん薄れていくんだろう。

前から漠然と考えていることだけど、ヒットするかどうか分からない「スター・トレック」の新シリーズを、アイデアをかき集め、大金をかけて製作するようなことをパラマウントはやめて、むしろ「トレック」をオープンソース化してファンに提供し、そこからライセンス料なんかを得た方が確実に儲かるんじゃないだろうか。少なくともパラマウント側の出費はゼロですからね。ゼロ。

この記事にも「NEW VOYAGES」は2000万回のダウンロードを記録したとあるし、「もし1ドルの課金をすることができたら、パラマウントには75パーセントを払ってもいい」という製作者のコメントが載せられている。そしたらパラマウントには1500万ドルの利益が転がり込んでくるわけで、決して悪い話ではないと思うんだが。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です