USAネットワークの新作法廷ドラマ。USAネットワークの常として第1話は90分(実尺70分)あるんだけど、あれって効果あるのかね?作品によっては冗長に感じられるだけで、短くピシッとまとめたほうがいい場合もあると思うんだが。

舞台となるのはニューヨークの大手弁護士事務所で、そこで働くハーヴィーは敏腕であるもののウソをついてでも訴訟に決着をつけることから上司の怒りをかっていた。そんな彼は新人弁護士の採用面接を行うことになったのだが、ふとしたことがきっかけでマイクという若者に出会う。マイクは天才的な記憶力の持ち主で、法律書などもそらで暗唱できるものの、学生時代に不正を行ったため弁護士になれなかった経歴を持っていた。そんなマイクの能力に感心したハーヴィーは、マイクが大学を出ていないのにも関わらず彼を雇い、いろんな訴訟を扱わせるのだった…というような話。

まあ内容は平凡な法廷ドラマといった感じで、主演の2人の俳優はよく知りません。2人の上司としてジナ・トレスが出ている。観ていて気になったのが、登場人物がみんなトゲトゲしいというか自分勝手なところで、事務所や大学の受付係までが非常に横柄だという徹底ぶり。ハーヴィーは訴訟で勝つことしか考えてないうえにプロボノの仕事を露骨に嫌がるし、ナイーブさで視聴者に共感を抱かせるはずの役のマイクでさえも、どうも小生意気な若造という感が否めない。

そして高級な弁護士事務所でのドラマにありがちなんだけど、法廷での争いと事務所のメンツに話の焦点があたりすぎて、実際に訴訟を起こした一般人の扱いがないがしろにされてるんだよな。第1話ではセクハラされて解雇されたシングルマザーというとてもベタな人物が出てくるものの、彼女の困窮などは殆ど描かれてないし。この雰囲気って前にあった「THE DEEP END」によく似てるな、と思ったらクリエーターが一緒だったのか!

題名が示すように、高級なスーツを着た弁護士の生態が見たい人向けの作品。俺自身は高給取りの弁護士は嫌いです。

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