「ロケッティア」のジョー・ジョンストンが帰ってきた!あの人やっぱり真面目な映画撮ってるよりもこういうレトロでちょっとユーモラスな冒険活劇がいちばん似合うんじゃないだろうか(「遠い空の向こうに」もそれに含めることにする)。

ただし「ロケッティア」はあくまでも1人の少年の冒険物語だったのに対し、こちらは大戦中の国の英雄の物語なので、主人公がリーダーへと成長するまでの過程が十分に描かれなかったのは残念。単身もしくは小部隊で闘っている前半はとてもいいんだけど、キャプテン・アメリカとしてのカリスマ性が後半になっても欠けているというか。単に勇気とスーパーパワーだけでなく、洞察力とか思慮深さも身につけていくところが観たかったというか。バッキーがXXされるシーンもやけにサラッと描かれてるし、女性には最後まで弱いままだし。クリス・エヴァンスは口の達者な脇役はよく似合うものの、国のヒーローを演じるのはちょっと力不足だったかもしれない。

あとの役者はやはりトミーリー・ジョーンズがズバ抜けて巧い。ヒューゴー・アーヴィングはドイツ語訛りのせいで損をしていて、スタンリー・トゥッチはその逆。ヒロインは可も不可もなし。ゾラ博士の人が個人的には良かったな。あとリチャード・アーミテジが出てたのには気付かなかったよ。

もう一押しすればもっと面白い作品になったかもしれないが、普通のアクション映画として観れば十分に楽しめる作品。マーヴェル映画としては「アイアンマン2」より上で「マイティ・ソー」よりちょっと下、というくらいの出来かな。

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