「Beauty and The Beast」鑑賞

The CWの新シリーズ。80年代にリンダ・ハミルトンとロン・パールマン主演でやってたシリーズのいちおうリメークという扱いになるらしい。

キャサリンは学生時代に母親が謎の男たちに殺され、自身も命を狙われたところを野獣のような存在に救われた過去を持っていた。それから9年が経ちニューヨーク市警の警部となった彼女は、とある殺人事件の現場で動物と人間が合わさったようなDNAが検出されたことに疑いを抱く。それを調査するうちに、彼女はヴィンセントという男性と出会う。ヴィンセントはアフガンにおいて軍の人体実験を受け、野獣並みの感覚と運動能力を身につけたのだが、それによって政府に追われているのだという。そして過去にキャサリンを救ったのも彼であった。自分の母親を殺した男たちと、ヴィンセントを狙う者たちとの間に何かしらの接点を感じたキャサリンは、こうしてヴィンセントの助けを借りながら真相を明かそうとするのだった…というような設定。

まあ要するにコンセプトは「美女と野獣」で、80年代のやつではロン・パールマンがライオンのようなメークをして「外見は醜いけど心は高貴な野獣」を演じてたのですが、そこはイケメン大好きなThe CWのこと、今回の野獣は外見もしっかり美形になってます。頬に傷があったり、激高すると「エンジェル」みたく凶暴な顔つきになったりするものの、基本的にはイケメン。ここらへんは「トワイライト」の要素が多分に入ってるよなあ。

キャサリンを演じるのは「ヤング・スーパーマン」のクリスティン・クルック。東洋の血が入った彼女のルックスは俺結構好きだな。アクションシーンはなんかモタついてますが。そしてイケメンのヴィンセントを演じるのはジェイ・ライアンというニュージーランド出身の役者らしい。あとは有名な役者などは出ていないような。

「AV CLUB」では最低点の「F」がつけられるなど批評家の評判は悪いようですが、これってみんな80年代のやつと比較してるのかな。個人的には可も不可もない、典型的なThe CWの番組だと思いましたが。うまく全米の腐女子の心の琴線に触れることができれば、ちょとは長続きするシリーズになるのではないかと。

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