震災ボランティア2013


3年目3回目。今年はさすがに規模も縮小され、深夜バスに乗って0泊2日という強行軍であった。昨年までは応援の書き込みなどで賑わっていたボランティアセンターも、そろそろ別の場所に機能を移すとのことで設備などは殆ど取り払われ、ある意味寂しいといえば寂しかったかな。活動内容も減ってきた一方で、まだ個人や旅行会社経由で遠方からいらっしゃっている人たちがいるのは頭が下がりますね。

とり・みき氏も書いていたが、3回目の訪問となると「どこが変わったか」と「どこが変わってないか」という点が気になるもので、2年前には大破した車が転がり、1年前は除染作業をしていた畑に稲穂がたわわに実り、立ち入り禁止だった砂浜にサーファーが戻り、ボランティアセンターの裏に堆く積もれていたガレキの山が片付けられているのを目にすると2年半で復興もずいぶん進んだな、と感心する。しかしその一方で、海岸沿いの住宅地があったところには空き地が広がり、道には砕けた瓦などが散乱し、仮設住宅での生活を強いられている人たちがまだまだいるのも事実であり、復興作業は形を変えてこれからも長らく続けられる必用があるのだろう。

また少し内陸に入ったところの通りの電柱に「震災時に津波はこの高さまで来ました」という看板がかけられていたのが印象的であった。震災を思い出したくないという意見もある一方で、忘れるまいという運動が始まっているわけですね。

なお我々の作業は畑にする土地?の片付け。強い日差しのなかの小石拾いはいい運動になりました。築地銀だこが差し入れをしてくださり、どうもありがとうございました。来年はたぶんこうした形での参加は無いと思うけど、何かしらの協力は続けていきたいところです。

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