自分でレンタルしといて何ですが、何故こんな気の滅入る映画を朝っぱらから観ることになったのか激しく自問。
ベティ・デイビスとジョーン・クロフォードの鬼気迫るやりとりが2時間以上にわたって続く作品。特に鈴木その子と松島トモ子を足して2で掛けたような形相をして、姉をひたすら虐待するデイビスの演技は本当に凄まじい。「サンセット大通り」のグロリア・スワンソンもそうだったけど、過去の人気女優という役柄が役者の経歴にそのまま合致してるので、異様なリアリティが存在していて怖いんだよな。現在でこういう役を演じられるのはエリザベス・テイラーとライザ・ミネリくらいしかおるまい。
これを観たからには、次は「愛と憎しみの伝説」を観なければいけないのか?