アンチ宗教(あとアンチ結婚)のスタンスで知られるコメディアンのビル・マーが、世の中の宗教のバカバカしさを説明していくドキュメンタリー「Religulous」のトレーラーが公開されていた。
こないだは保守系TVパーソナリティのベン・スタインによる創造論バンザイ映画「Expelled: No Intelligence Allowed」(オノ・ヨーコが訴えたやつ)が公開されてたけど、こうしたドキュメンタリーを観に行く人たちって既に製作側の考えに同意してるような人たちが大半で、信心深い人が「Religulous」を観に行って信仰を捨てた、なんてことはまず起きないんじゃないだろうか。
ちなみにビル・マーってアンチ宗教の割には半分ユダヤ人であることをよく主張していて、イスラエルも積極的に支持してるんだよな。アメリカの映画とか文学にはいろいろ接してきましたが、いまだにユダヤ人のアイデンティティの定義(カソリックのユダヤ人というのはあり得るのか、とか)はよく分からないのであります。