今年もそろそろ終わりだけど、今になってまた「ウォッチメン」映画化のニュースがやってきた。1年に1回くらいこの話って出てくるなあ。 んでもって今回のニュースの内容は、ユニバーサルからパラマウントに映った映画化権が、今度はワーナーに移った、というだけのもの。監督や脚本家はこれから決定されるとのことで、全体的には何もろくな進展はなし。ワーナーはDCコミックスの親会社なので、映画化の可能性が高まったという見方もできるのかもしれないけど。
テリー・ギリアムをはじめダレン・アロノフスキーやポール・グリーングラスといった監督が長年にわたって興味を示してきた「ウォッチメン」だけど、あれだけの長編を2〜3時間の映画にするなんて無理だと思うんだが。ギリアムが気に入ったというサム・ハムのスクリプトも、冒頭はまだしも最後なんてボロボロの結末になってたし。オジマンディアズが単なるマッド・サイエンティストになってんだもん。
でもダレン・アロノフスキーのバージョンはちょっと観てみたかった気がする。