「ジョナ・ヘックス」のプロデューサーの1人として大金を損したであろうマット・ルブランクが本人役で出演するコメディ。アメリカとイギリスの合作になるのかな?「フレンズ」のプロデューサーも関わってるみたい。
イギリスで人気番組のプロデューサーをしているショーンとビバリーの夫妻は、その人気番組をアメリカでリメイクしないかと誘われ、意気揚々とハリウッドへやってくる。しかし彼らの要望は能天気なスタジオの重役にことごとく却下され、主人公にもイギリス版と同じ役者を起用せず、マット・ルブランクを使うように命じられてしまう…というような話。
いちおうルブランクが主人公のはずなんだけど、第1話では殆ど出演してなかったな。でもリチャード・グリフィスがゲスト出演してたぞ。イギリスとアメリカのカルチャーギャップやショウビズ界の裏側を描いた内容や、ラフトラックがなくて気まずい雰囲気のシーンで笑いをとろうとする手法とかは、ここ数年のテレビ番組で何度も観たなあ…といった感じで目新しさは無い。テレビ業界の話という点では「EXTRAS」に近いものがあるかな。マット・ルブランクってこういうちょっとヒネった作品じゃなくて、もっと単純なシットコムに出たほうがいいんじゃないかと思うんだけど、どうなんだろうね。
話が進むにつれてもっと面白くなっていくようだけど、個人的にはもういいや、といった程度の作品。