ストライキ中の「デイリーショー」の脚本家が、自分たちの主張を訴えるためにピケの前で撮影した動画。インターネットでのコンテンツの価値や、その利益配分について鋭くついた内容になっているので興味ある人は見とくように。ジョン・オリバーも出てるぞ。
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ストライキ続報
なんか収束の気配が見えず、このまま年を越してしまいそうなハリウッドの脚本家たちのストライキだが、フォックスは人気アニメ「ファミリー・ガイ」の新作を、脚本家/プロデューサー/声優であるセス・マクファーレンがストライキ中にも関わらず、彼抜きで新エピソードを製作することにしたそうな。
フォックスってこういうこと本当にやるからスゴイよなあ。一度は打ち切りにしたシリーズから意地でも利益を得ようとする姿がなんとも。前にも書いたような、スタジオの重役が自分で脚本を書くことも現実味を帯びてきたな。ルパート・マードックなんて実際「シンプソンズ」で声優デビューしてるんだから「マードック・ショー」みたいな番組つくって自分でテレビ出ればいいのに。あるいは「オズボーンズ」みたいなリアリティー番組に出てストライキ中の視聴率低下を防ぐとかさ。
まあ俺は「ファミリー・ガイ」が嫌いなので、このままセス・マクファーレンとフォックスの仲が粗悪になって番組が再度打ち切られるようになっても全然構いませんが。
ストライキ決行
全米各地からピケや番組制作の中止の話が舞い込んできていて、意外と面白そうな展開になっている気がする。これでスト破りとかが出てくれば、罵り合いになってもっと面白くなるんだろうが。あるいは脚本家の不在に業を煮やしたスタジオの重役が、脚本くらいワシでも書けるわい!とか言ってものすごくつまらないシットコムを作る…というギャグは「シンプソンズ」にあったな。ジョン・スチュワートが「デイリーショー」の脚本家たちにストの期間中も給料を自腹で払い続けるなんて話もあって、さすが!と思ったらこの話はデマだったそうな。
ストライキといえば頭に浮かぶのが「ブルックリン最終出口」の一編。ひたすら続くストライキのなかで、組合活動もろくにせずビールばかり飲んでるダメ男の話なんだが、終わりのない倦怠感のなかで物の考え方がおかしくなっていく主人公の描写がとても印象的で心に残っているのです。
脚本家組合のストライキ
ハリウッドの組合制度はあまり好きじゃないので特に脚本家たちの肩を持つ気はないのですが、19年ぶりのストだということで、どんな結果で終わるかとりあえず傍観してみましょう。ただ前にも書いたように「デイリーショー」や「コルベア・レポー」のような番組が真っ先に放送中止になるというのは痛いな。ドラマとかだと数話分の脚本のストックがあるけど、時事ネタを扱う番組は前もって脚本をためておくことができないからね。ストの影響によって、脚本のいらないリアリティー番組が増えるんじゃないかという見解もあり、これはオェッて感じです。
組合の要求の中には、インターネットでの番組販売やDVDからの印税の要求というのもあるようで、これがいずれ店頭価格に影響したらイヤだな。
コルベアー、立候補せず?
サウスカロライナでの大統領選立候補を目指して、いろいろ法規制の網をくぐりつつやってきたスティーブン・コルベアー(選挙スポンサーはドリトス)ですが、当初目指していた共和党と民主党両方からの立候補は、共和党の申請費がバカ高いため(3万5000ドル。民主党のは2500ドル。この差は何だ?)、民主党のみに立候補を申請したところ「あんたネタでやってるでしょ?」とか言われて登録を却下されたそうな。
これで「コルベアーの立候補は無理になった」みたいなことを伝えているニュースもあるけど、アメリカって2大政党のどちらかに登録しないと立候補できないのか?無所属で立候補する方法もあるんだよな?上記の申請費の差とか、今まで知らなかった大統領選の仕組みが学べて今回の件は非常に興味深いのです。あとはコルベアーの来週の動向に注目…したいところだけど、どうも脚本家組合のストによって「コルベア・レポー」が放送されない可能性があるそうな。大統領を目指す男が脚本家ごときに足止めをくらうとは!