Presented By Viagra?

MLBの開幕に合わせ、iTunesストアではMLB.comが今年の各チームの状況などを説明する番組を無料提供していて結構役に立つんだけど、1つ気になったのが番組のスポンサーがあのバイアグラだということ。調べてみたら「カムバック選手賞」なんかもバイアグラがスポンサーについてるらしい。

そりゃバイアグラと選手のパフォーマンスは関係ないだろうけど(だよな?)、ミッチェル・レポートとかの薬物疑惑で揺れてるMLBに製薬会社がスポンサーとしてつくのはどうなのよ。選手にとってはステロイドを注射してたと認めるのと、バイアグラを服用してたと認めるのはどっちが恥ずかしいんだろう。

「FANBOYS」なる映画

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アメリカでは今度「FANBOYS」なる映画が公開される予定で、1998年に「スター・ウォーズ:エピソード1」を誰よりも早く観たいがためにルーカスフィルムのスカイウォーカー・ランチへの潜入を試みるオタクたちの物語だそうな。

トレーラーを観る限りではウィリアム・シャトナーが登場したり、スター・トレックのファンとオタク合戦を繰り広げたりと、なかなか面白そうなんだが、実は当初は「末期の癌に侵された友人に、エピソード1を見せてあげる」というそうれなりに真面目なプロットがあったらしい。それを配給元のハーヴェイ・ワインシュタインが例によって編集権を駆使し、単なるオバカ映画にしようとしたことでファンのあいだでは抗議運動が起こり、こんな映像まで作られてしまった:

最近はユーチューブでこういう抗議運動が繰り広げられるようになって、いろいろ面白い世の中になってきましたね。しかし苦労して観に行く映画が「エピソード1」だというのはどうかと思うが。死ぬ前に観たのが、ジャー・ジャー・ビンクスの顔じゃあ…。

「三本足シリーズ」って復刊されてたのか

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本屋で文庫本を物色してたら、ジョン・クリストファーのジュブナイルSF「三本足シリーズ」が数年前に新訳で復刊されてたことを発見。

三本足の巨大機械を操る宇宙人に征服された地球における少年たちの話で、俺が小学校のころに三部作の第2巻まで読んで、最後の第3巻を読むことができなかったために現在までずっと終わりが気になってた作品なんだよね。それが「トリポッド」シリーズと名を変え、今風のイラストまでついて復刊されてたとは。しかも1988年にプリクエルが執筆され、四部作になっていたのか。復刊の理由はどうもタッチストーンが映画化を試みているかららしい。やはり映画化の話には出版社は敏感だな。

うちの近所の図書館にも置いてあるらしいので、今度借りて読んでみよう。

「CAPRICA」製作決定

製作されるんだかどうなんだか長らく未定だった「バトルスター・ギャラクティカ」のスピンオフ作品「CAPRICA」の製作がついに発表されたそうな。最初は2時間のパイロット・ムービーが作られて、それが好評であればシリーズ化されるらしい。個人的にはあまりプリクエルって好きじゃないんだが、こないだの「RAZOR」を観る限りでは人間とサイロンのあいだの歴史はいろいろ語る余地がありそうだし、それなりに期待できそうな作品になるかも。

で、「ギャラクティカ」のシーズン4はいつ始まんの?

アーサー・C・クラーク死去

いわゆる「SF御三家」のうち、俺はアシモフばっかり読んでてクラークとハインラインは殆ど読んでなかったのですが、それでも「幼年期の終わり」には衝撃を受けたなあ。あと、とあるきっかけで読んだ短編「90億の神の御名」のラストも非常に印象的で忘れ難い。追悼の意味を込めて、せめて「楽園の泉」あたりは読まないといかんな。

合掌。