昨日知ったこと

なに、リリー・アレンってえのはキース・アレンの娘なのかい。最近はピーター・デイビソンの娘とかアンディ・パートリッジの娘とか、80〜90年代に活躍した人たちの娘がずいぶん登場するようになってきたな。

これで思い出したけど故ビル・ヒックスのネタに「ビリー・レイ・サイラスを狩り出して殺そう」というTV番組の案がありまして、内容はそのものズバリなんだけど、もしこれが現実に作られていたならばハンナ・モンタナなんてものはこの世に存在せずに済んだのではないかと思うことしきり。でも最近のディズニーのアイドルたちは化学合成で作られてるらしいので、親がいなくても誕生するらしいぞ:

「トーチウッド」シーズン3トレーラー


まあ無難な出来。「”奴ら”が帰ってくる」なんて言われても分かりませんが。今回は6話くらいのミニシリーズっぽい内容になるんだっけ?「ドクター・フー」のマーサとミッキーが新たに加わるなんてウワサもあったけど、これを見る限りだと3人での活動になるみたい。

ちなみにミッキー役のノエル・クラークはBAFTAで新人賞みたいなのを受賞したそうで。俳優業だけでなく監督や脚本も手がけていて多才ですね。

相撲トーナメントを観に行く

寒風の吹きつけるなか国技館へ。本場所では披露されない初っ切りをいちど見てみたかったもので。コント(?)の内容自体はベタなものの、力士二人と行事の息が合っていて非常に楽しい。漫才みたいな掛合いもあるんだけど、館内に響き渡る大きな声を出せるところも立派。いいもの見せてもらいました。

トーナメントの内容はいかんせん花相撲に近いところもあり、力士たちも手を抜いてるような感じでいまいち盛り上がりに欠けるようなところがあったけど、まあいいや。そして俺はやはり北桜が好きだということを実感した次第。

相変わらず相撲協会はトラブル続きでいろいろ叩かれているけど、このような騒動は以前にもあったことだし、これが相撲の終焉につながるようなものではないでしょ。ただ単に不調な期間を経験することになるだけで。問題はその期間がどれだけ長く続くかだよな。悪いところはすべて改善して、早々なる人気回復を願いたいところです。

「Married to the Eiffel Tower」鑑賞

「生命のない物体と結婚する人」なんて話はまるで不条理マンガのネタのようだけど、現実に物体を真剣な恋愛の対象としてとらえる人々を扱ったイギリスのドキュメンタリー「Married to the Eiffel Tower」をオンラインで観る。このように物体に恋をすることはオブジェクト・セクシュアリティと言うんだそうな。

このドキュメンタリーでは主にエリカという女性の経験が語られていくんだけど、これがなかなか凄い。アメリカ軍に入隊した彼女は日本刀を恋人として扱うようになるものの、それが異常と見なされ除隊させられ、次に洋弓を恋人とした彼女は愛の力によってアーチェリーの世界選手権の金メダリストになってしまう!しかし弓への愛情が冷めるとともにアーチェリーの腕も落ち、それから彼女はフェンスやゴールデンゲート・ブリッジ、ベルリンの壁などへと次々恋をしていき、ついにエッフェル塔と「結婚」して名前をエリカ・ラ・トゥール・エッフェルと改名してしまう。このエリカの他にも、教会の柵やエンパイヤ・ステート・ビル、遊園地の乗り物などに恋をする女性たちが登場するんだが、そうした物体との性体験の話などを赤裸々に語られるのにはちょっと引きましたよ。それと彼女たちは複数の物体を一緒に愛することができる(浮気だとは思っていない)点が興味深いな。

こうした彼女たちの心理的原因については、虐待されて育ったとかアスペルガー症候群だと診断されたとかという解説が一応されるものの、あまりはっきりとしたことは分かってないようだ。とにかく彼女たちにとってはフェティシズムなどではなく非常に真面目な恋愛なので、ビルにしがみついてキスをしているような人を見かけたら暖かい目で見守ってあげましょう。あとオブジェクト・セクシュアリティの人はみんな女性だという説明がされるんだけど、フィギュアを恋愛対象にしている男なんて日本に500人はいるんじゃないのか?

ビル・ゲイツ、蚊を放つ

マラリア撲滅のために活動をしているビル・ゲイツが、こないだ会合に出席した際に「貧乏人だけが蚊に苦しむのは不公平です!」とかなんとか言って観客の前で蚊の集団を撒いたそうな

マイクロソフト離れてから面白いことやるようになったじゃん。巷では「マイクロソフトの人ってやっぱりバグ(虫)が好きなんだね」なんてコメントが飛び交ってるようですが。とりあえずこれが狂犬病撲滅運動でなかったことに観客は感謝すべきなんだろうか。