

「AQUA TEEN HUNGER FORCE」の宣伝としてボストンのあちこちに設置された電光掲示板が「テロリストが置いた不審物では?」と誤解されて警察が出動する騒ぎになったんだとか。
ははははははは。
真面目に仕事してる警察を笑うつもりはないけど、なんかマヌケな話ではある。アメリカがいかに現在もテロに対して過敏になっているかを示す好例でもあるのだが。


「AQUA TEEN HUNGER FORCE」の宣伝としてボストンのあちこちに設置された電光掲示板が「テロリストが置いた不審物では?」と誤解されて警察が出動する騒ぎになったんだとか。
ははははははは。
真面目に仕事してる警察を笑うつもりはないけど、なんかマヌケな話ではある。アメリカがいかに現在もテロに対して過敏になっているかを示す好例でもあるのだが。

「Ultimate Avengers」「Ultimate Avengers 2」に続く、マーヴェル&ライオンズゲートのDVDムービー第3弾「Invincible Iron Man」を観る。前2作がけっこうダメダメだったんで、三度目の正直を期待してたんだが…。
やっぱりダメ。三球三振。
やはりストーリーの盛り上がりのなさが致命的な欠点になっている。CGによってキャラクターの動きはそこそこ凝ったものになっているものの、大規模な戦闘シーンとかがあってもひどく単調なもので、なんだかお約束として入れているような感じが否めない。戦闘シーン以外でも登場人物の性格描写がえらく典型的で、観ている人の心をつかむようなところがないんだよね。マーヴェルのキャラクターはDCのものに比べてアンチヒーローが多いから、正々堂々としたヒーローという描写がしにくいということは以前にも書いたけど、だからって主人公がウジウジと悩んでいるのをずっと観せられても楽しくないのですよ。
それと非常に個人的な好みから問題点を挙げると:
●「Ultimate Avengers」と今回のトニー・スタークが同一人物なのかどうか分かりにくい(コミックでは別物)
●ジム・ローズが出てるのにウォー・マシーンが登場しない
●赤&金色のアイアンマンの出番が少ない
●最後のクライマックスにおいて主人公が活躍しない
などなど、ファンの期待を裏切ってくれるような展開が盛りだくさん。それと宿敵がマンダリンということで舞台の大半が中国になっているんだが、中国人(というかアジア人)の描写が横柄・臆病・役立たず・迷信深い、といったステレオタイプになっていて、もちろん善良な中国人も出てくるんだけど、いずれも西洋人とは非常に異質な存在として描かれているのが非常に気になる。「Ultimate Avengers 2」でのアフリカ人も殆ど同じような描写をされてたよな。あと火・水・土・風の四大元素を象徴した古代のロボットみたいなのが登場するんだけど、中国なんだから五大元素にならないと変じゃないか?
次は同じスタッフで「ドクター・ストレンジ」をDVDムービー化するらしいけど、マーヴェルはここでいったん全てを白紙に戻してアニメ化を考え直したほうがいいような気がする。DCが現在ブルース・ティムと作っている「The New Frontier」のDVDムービーに対抗できるような作品をぜひ作ってもらいたいところです。
俺はリアリティー番組とかが嫌いだということは前にも書いたけど、iTunesストアで無料配布してる30分番組(実尺20分ちょっと)のやつなんかはメシを食いながらダラッと観るぶんには最適なので、ついダウンロードして観てしまうのです。 んで今回観たのはライフタイム・チャンネルの「Gay, Straight or Taken?」という番組。これはリアリティー番組というよりもゲームショウに近いのかな。女の子が毎回3人の男と会うんだけど、実はそのうち1人はゲイで、もう1人はすでに彼女持ち(Taken)。そしてうまく独り身の男を言い当てることができれば、彼と一緒にバカンス旅行に行けるというもの。ただそれだけ。なんか大学出たてのプロデューサーが、昼休みの間に書いた企画書がそのまま通って番組になったような内容だけど、まあダラッと観るにはそんなに悪くない。出てくる男たちがみんな日焼けしたマッチョなのが何かムカつくが。
ちなみに黒人の女の子が登場するエピソードは、男たちもみんな黒人だったりする。こういうのを見ると、テレビにおいては同性愛の壁よりも人種の壁のほうが厚いのかな、とちょっと考えたりもするのです。