公開中なので感想をサクっと。ネタバレ注意。

・まあ今回のが前後編になることは以前から周知されていたし、前半だけの時点で評価を下すのは適切ではないのかもしれない。でもこの作品って今までのマーベル映画が向かってきた1つの結集点であるわけで、それに見合うカタルシスがなんか感じられないのよな。たとえば仲たがいしていたキャップとスタークは後半において一致団結するかもしれないが、それはむしろ前半に持ってきて、「シビル・ウォー」からの流れにひと段落つけてから新しい脅威に立ち向かわせたほうが良かったのではないかとか。

・それでその脅威となるサノスですが、もともとコミックでもそんなに面白いキャラクターではないと個人的に思うのです。ラスボスっぽいのにダークサイドと違って策士ではないというか、どうも短絡的というか。映画ではコミックの設定である「死の女神を喜ばせる」という目的(あれもあれで感心しない設定だが)がなくて、宇宙を救うために人口を半分に減らすという目的をもって行動しているものの、あれだけ無数の惑星や次元があることを今まで映画で見せてきたのに、「宇宙は有限だ」とか言われてもピンとこないのよな。むしろガントレットの力で皆を救うことをせえよ。

・とはいえ、あれだけのキャラクターを多数登場させつつも、それぞれに活躍の場を与え、アクションシーンを重ねて話をダレさせない一方で、単純なアクションが続く内容(「ホビット」現象な)にさせない手腕はさすがであった。とはいえ庶民的ヒーローの彼と彼が出てこなかったのは残念だし、もうちょっと話にメリハリがあっても良かったけどね。

・ブラック・パンサーに続き、今度はアイアンマンとスパイダーマンも『ナノテク』のおかげでセリフを話すたびにマスクがシャカシャカと外れる仕様に。キャップは戦闘中でもマスクすることすら放棄してるし。マスクしたまま話のできるスーパーヒーローはおらんのか?ゴーグルしてても鼻腔できちんと演技をしていた「レディ・プレイヤー1」のタイ・シェルダンを見習うように。

・PG13のレーティングならね、「ファック」という言葉は一度なら使ってもいいんだよ。あの親父さんに「マザファッカ」と言わせても構わないんだよ…。

・「アレステッド・ディベロップメント」のキャラクターが登場するという話は前に聞いていたが(クレジットにもちゃんと借用した旨が説明されている)、「トバイアス・フュンケが後ろにいた」なんて誰も気づかないよ!

・まだ題名も明かされていない次作においてすべて話がきちんとまとまるのであれば、もう1年待つだけの価値は十分あるでしょう。今回の急いだ終わり方には一抹の不安を感じるが…。

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